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仮面ライダー エターナルインフィニティ
第四百六十九話 【継続】強くなる少女達その十三

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「一体」
「座禅もしていますが」
「ああ、座禅は精神面の訓練になるから」
 みのりはベルファストに答えた。
「それもね」
「いいですか」
「やって損はないわ」
「それではしていきます」
「別に怖くも痛くもないから」
 みのりは座禅について笑って話した。
「だからね」
「していっていいですね」
「ええ、安心してね」
「肩を叩かれたり足が痺れることは」
「どっちもないから」
 実際の座禅ではというのだ。
「だからね」
「安心してですね」
「やっていけばいいわ」
「ではその様にしていきます」
「そうなんだな、どんな辛い修行かと思っていたら」
 クリーブランドも言うことだった。
「別にか」
「ええ、むしろ凄いものを感じ取れる」
「そうした修行だよな」
「そうなの」
「意外だったよ」
「苦しいと思っていたわね」
「とんでもなく辛いな」
「別に苦行じゃないから」
 綾波もそのことは断った。
「座禅は」
「そうだよな」
「あと滝に打たれるのも」
 この修行もというのだ。
「寒い時はしなくていいし若ししても」
「それでもですね」
「その時も」
 シェフィールドとエディンバラが応えた。
「すぐに暖かくする」
「そうすればいいわね」
「お風呂に入ればいいから」
 綾波はその具体的な方法を述べた。
「安心して」
「風邪を引いたら元も子もないから」
 このことは雪風が言った。
「しっかり温まってね」
「滝に打たれて身体が冷えても」
「その後で」
「そうすればいいし」
 それでというのだ。
「そのそもあの修行も苦行じゃないから」
「というか苦行をして強くなるなら」
 夕立も言った。
「もうそればかりすればいいし」
「苦行は意味がないわよ」 
 こう言ったのはみのりだった。
「お兄ちゃんもね」
「五代さんもですね」
「あの人も」
「そんなことはしないの」
 みのりはシェフィールドとエディンバラに話した。
「死ぬ様な特訓をしてもね」
「進んで苦行はしないで」
「普通の訓練をですか」
「必要に応じてされる」
「そうなのですね」
「苦行を進んでして命を危険に晒す様なことはしないわ」
 五代、彼もというのだ。
「絶対にね」
「だからですね」
「私達もですね」
「そんなことする必要ないわ」
 実りは断言して答えた。
「だから安心してね」
「わかりました」
「それではその様に」
「要は合理的かつ的確な訓練をすることだ」
 一条は冷静な顔と声で述べた。
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