第十九話 迷いある襲撃者
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?」
いろは「?なんでしょうか?」
和樹「リーラに俺の携帯を届けてくれないか」
シェルビー「それは構いませんけど。」
いろは「携帯ですか?」
キョトンとした顔になる。
ポケットに手を入れ携帯を出し操作すると地図が出てきて、赤い点滅が一つ動いていた。
それを二人に見せる。
シェルビー「ご主人様これは・・・」
和樹「さっきの戦いのときに、リーラから渡された発信機を
アイリとかいうメイドの首筋の後ろに付けといたんだよ」
いろは「発信機・・旦那様いつの間に・・・」
シェルビー「さすが、あたしのご主人様・・・・・」
和樹の早業に感嘆する二人。
和樹「二人はこの携帯をリーラに渡してくれ。
俺は一足先に黒幕の所に行く」
いろは・シェルビー「「旦那様(ご主人様)!!!」」
和樹「心配するなってあいつの気配をたどって行くから場所は・・・・」
シェルビー「そういうことじゃないです!!!」
いろは「旦那様にそんな危険なことをさせるわけにはいきません!!!」
和樹の提案に怒る。
和樹「大丈夫だって、俺を信じてくれよ」
シェルビー「ご主人様のことは信じていますが・・・・」
和樹「頼む、俺を信じてくれ」
いろはとシェルビーの眼をじっと見る。
シェルビー「わかりました・・・」
いろは「シェルビーさん!!!???」
折れたシェルビーに驚きの声を上げる。
シェルビー「大丈夫だって、ご主人様。滅茶苦茶強いんだから。」
いろは「ですが・・・・」
シェルビー「それに・・・」
いろは「それに?」
シェルビー「ご主人様にご奉仕し守ることも大切だけど
ご主人様を信じることもメイドとして大切だと思うの、
だからあたしは、ご主人様を信じる」
和樹「ありがとな、いろは俺はなお前等が俺を信じてくれるなら俺は負けない。」
和樹とシェルビーの言葉に考えるいろは。
いろは「わかりました。私も旦那様にお仕えするものとして旦那様を信じます。
ですが、一つだけ約束してください。無茶はしないと。」
和樹「分かった、約束する。」
和樹の言葉に納得した二人は和樹に一礼しその場を去った。
二人が去ったのを確認すると手を握り力を込め
手を開くと緑色の雷を纏った蒼い勾玉が出てきた。
和樹「もしかしたら、久しぶりにあれを使うかもしれないな。」
それだけ言うと、勾玉を消し鍵をかけていた屋上の扉を開けその場を後にする。
和樹の命を狙う黒幕は誰なのだろうか、
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