今日のポピー
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ー》とか呼ばれるんですわ」
「ヘッポコ言うな! じゃぁ如何言う事なのか説明しろ」
「私はあの村の男共を、リュリュの夫に宛がうつもりは毛頭ありません。生活している周囲の男共のレベルを底辺まで下げて、職場付近の男性を少しでも良く見せようって考えですわ」
「なるほど……言いたい事は解ったが、犠牲になったサンタローズの男共の将来は、如何するつもりだ?」
「はぁ? 何で私がそこまで考えなきゃならないんですか? 少子化が進み、あの村が存続の危機を迎えたら、またどこぞの王様が怒鳴り込んできますわよ(失笑)」
「そんな無責任な!」
「王都の未婚女性を連れて、彼の地で婚活パーティーでも催して差し上げれば宜しいんじゃないですか……知らんけど」
相変わらず無責任極まりない。
「私は、兄以外の家族の幸せを最優先に考えておりますのよ」
「兄の幸せは?」
思わず俺は疑問を口にしてしまった。
「私や根性悪義弟の試練に打ち勝って、自らの力で幸せを手にして欲しいわね」
「君の根性悪義弟は、別に義兄の幸せを邪魔しようとはしてないと思うが?」
ポピーだけだろ、そんな事してるのは。
「如何かしら。アイツの根性・性格・口の悪さは、如何な世界でも他の追随を許さないから」
コリンズSIDE END
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