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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
最終章『ふたりで…』
《真相解明》崩壊した世界で刑部姫とこの先生きこのるにはどうしたらいいですか?
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ーが帰ってきたんだよ!」
まーちゃんが依頼にてピンチになって姫が助けてから数日後のこと。
姫路町の喫茶店でいつものメンバーにまーちゃんは嬉しそうに話していた。
いや良かった。一日中監視しといて。
狙ったかのようにピンチは訪れてくれたし、ここで
姫
(
わたし
)
が颯爽登場して想定通りの感動の再会を果たすことができた。
うん。終わりよければすべてよし。なんてシェイクスピアの戯曲にあるくらいだもん。
こうやって終わったからいいじゃないの。
「うん、良かったね。」
「会えて嬉しいね。」
「良かったな誠」
「何…なんかお前ら淡白じゃない?」
とまぁ、裏でアレコレこういうことしてました、なんて言ったらまーちゃんはきっとそんなことしてないで早く会いに来いよこの馬鹿!ってキレそうなので皆には内緒にしておいてとお願いしておいた。
何はともあれ、こうしてみんなの協力もあって
姫
(
わたし
)
はここにいる。
「それよりせっかく四人揃ったんだし、何かしようよ!僕また探偵さんとこでごはん食べたいな!」
「やめろよ。それまた俺が作るやつじゃねーかよ!!」
「いいんじゃない?私と大和くんの就職祝いも兼ねてってことで。」
「は?」
ということでまた以前のように、いつものように、皆でワイワイ仲良くテーブルを囲ってご飯食べたりするわけだ。
「就職?旅すんじゃなかったの?」
「無職というのも落ち着かないし、返したい礼もたくさんあるからな。とりあえず大手企業に就職したと言っておく。なに、福利厚生もしっかりしてるしブラックではないさ。」
元社畜は大変だな。仕事しないと落ち着かないとか大丈夫かよ。と呟くまーちゃん。
そう言い、まーちゃんは面倒くさそうに席から立ってどこかへと向かう。
「まーちゃんどこ行くの?」
「言ってたろ。事務所で皆で食うって。だから飯の準備。」
「あ、そっか。」
やりたくなさそうに言うけども、まーちゃんはどこか嬉しそうだ。
いや、泰山解説祭に頼らなくても分かる。今のまーちゃんはきっと最高に嬉しいんだろう。
友達、仲間がいて、やりたい事を好きなようにやって、それでお金が手に入る。
そして何よりもこうして
「おっきー、お前も来いよ。切り方くらいは教えてやるから。」
「うんわかった。行くねー。」
姫
(
わたし
)
が、ここにいる。
この物語は
見習い剣豪が大剣豪にふさわしいマスターとなるために旅をして。
物書きが憧れの作家と英霊達の第二の人生を綴って。
絵描きが神絵師と共にこの世界を描いて気ままに生きて。
そして、探偵と引きこもりがサーヴァントを救い、そして自分達も救われた物語だ。
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