第三百二十四話 総帥さんその一
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第三百二十四話 総帥さん
八条家の人達でお餅をついていっていた、世界各国で経営を行っていて一族の人達も世界各国に飛んでいるけれど。
今日は沢山の人が集まっていた、そして。
香織さんそれに畑中さんも来た、香織さんは僕の前に来て言ってきた。
「何とかね」
「時間作ってなんだ」
「来たわ」
「そうしてくれたんだ」
「ええ、それで私もね」
香織さんもというのだ。
「お餅つき手伝っていいかしら」
「いいよ、八条家に縁があったらね」
企業でも学校でもだ。
「自由参加だから」
「そうなの」
「うん、別に堅苦しいことじゃないから」
だからだ。
「昔からね」
「自由参加なのね」
「八条家に縁があったらね」
「そうなの」
「だから学園の人もね」
生徒にしても先生にしてもだ。
「結構いるよ」
「そういえば大学生みたいな人もいて」
「高等部の人もね」
「いるのね」
「うん、お餅も沢山あるし」
つかないといけないそれがだ。
「だからね」
「皆でついて」
「それでついたお餅をお供えにしたり」
それにだ。
「僕達でも食べるよ」
「そうするのね」
「だから皆でね」
「つけばいいのね」
「そうなんだ」
「そして私もです」
畑中さんも言ってきた。
「及ばずならです」
「お餅つきにですか」
「今年もと思いまして」
それでというのだ。
「参上しました」
「そうですか、ですが畑中さんは」
「毎年ですね」
「参加されてますね」
「そうさせて頂いていて」
そしてというのだ。
「今年もです」
「参加されて」
「つかせて頂きます」
「そうされるんですね」
「そうです、では今から」
「お餅をつかれますか」
「そうさせて頂きます」
是非にという言葉だった。
「私も」
「そうですか、ですが」
「年齢を考えるとですか」
「かなりですよね」
「ですが私は毎日鍛錬をしていますね」
「直新陰流の」
「そのことを思えば」
それならというのだ。
「何でもありません」
「そうですか」
「無理はしませんし油断は禁物ですが」
それでもというのだ。
「お餅つきは毎年していますし」
「何でもないですか」
「はい、ですから今年も。いえ」
「いえ?」
「生きている限り」
まさにその限りというのだ。
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