ファミリードライブへGO!(マリア・カデンツァヴナ・イヴバースデー2021)
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自分を思い、妹分たちも一緒になって計画を立ててくれた事に、胸が温かくなる。
ツェルトが欲しいものを聞き出し、セレナ、調、切歌の3人が一日旅行の予定を考える。
一週間、皆で企画した誕生日プレゼントだ。何処へ行くのかはまだ聞かされていないため、マリアも今からワクワクしている。
「さて、そろそろ車が来る頃だ。皆、荷物は持ったな!」
「「「はーい(デース)!」」」
「え?荷物が要るの?」
「大丈夫、マリィのは俺が準備した」
そう言ってツェルトは、手提げバッグを掲げる。
中身はそれほど多くなさそうだ。中身が見えないよう、ツェルトが運ぶつもりらしい。
「準備が早いわね……本当、何処に行くのかしら?」
「それは車に乗るまで秘密だ。さあ、行こう」
「マリア姉さんの席は、わたしの隣だよ」
そして5人は、マンションの前へと降りていった。
マンションの下には、白いワゴン車が止まっていた。
ワゴン車の運転席から降りて来た顔見知りの金髪グラサン。意外な顔の登場に、マリアは驚く。
「ドクター・アドルフ!?どうしてあなたが?」
「このワゴンは俺のだからな。一日ツェルトに貸す事になったのさ」
「ありがとう、アドルフ先生」
「フン、ぶつけたら承知しないぞ?」
そう言ってアドルフ博士は、ツェルトにキーだけを投げ渡し、その場を去ろうとする。
「アドルフ先生は来ないんですか?」
「デートは若いのだけで行ってこい。パーティーには後で出席させてもらうさ」
セレナの言葉に足を止め、アドルフ博士は手を振りながら若者達を送り出す。
不器用だが、優しい気遣い。その背中を見送って、5人は意気揚々とワゴンに乗り込んだ。
ツェルトが運転。後部座席にマリアとセレナ。
最後部には切歌と調が乗り込む。
「シートベルトは締めたな?これより、バースデードライブに出発だ!」
キーを差し込み、エンジンをかける。
ハンドルを握ってアクセルを踏めば、彼らを乗せたワゴンは夏空の下を進み始めた。
「ではでは、行き先を発表デース!」
「まずは、ここのアイス屋さん。お客さんは少ないけど、とっても美味しいと評判の穴場スポット」
「マリアが行っても、騒がれないデース!」
「そんな所、よく探してきたわね!?」
「月読さんと暁さんが探して、わたしとツェルト義兄さん確かめてきました!間違いありません!」
運転席に目をやると、バックミラーに映るツェルトの顔が、照れ臭そうに赤くなっているのが見えた。
「その後は海。このビーチが、S.O.N.G.の保養所のひとつなんだって」
「つまり貸切デース!」
「でも私、水着なんて……」
「姉さんの水着も、ちゃんとバッグに詰めたから大丈夫だよ」
「いつの間に
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