初音島編
第十五話 謝罪そして忘却
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があるのだが。
恥ずかしさの余りその場から逃げだしてしまった。
ちなみにリーラは適当な理由を付けて逃げた。
和樹「(リーラ達にばれませんように)それじゃ、もう寝るか」
ばれないことを祈りながらベットに寝そべる。
エリーゼ「ご主人様・・もう一つお願いがあるのですがよろしいでしょうか?」
和樹「?」
思わずキョトンとなる。
エリーゼ「窓の方を向いてもらってもよろしいでしょうか?」
和樹「ああ、それぐらいならいいぞ。」
エリーゼに背を向け窓の方を向く。
無茶なお願いじゃなくて思わずホッとするが・・・・
和樹の後ろで何か音がする。
シュルシュルっていう音が・・・・そして・・・・・
エリーゼ「それでは、ご主人様失礼します。」
ギュッ!
和樹「!!??」
ベットに入ったエリーゼは後ろから和樹に抱きついた。
そして、和樹は違和感を感じた。
和樹「(なんか、感触が柔らかくないか?)」
違和感の正体を知るためにちょっとだけ後ろを振り返ると・・・・
和樹「(!!??ちょ・・エリーゼの奴・・なんで下着姿になってんだ!!??)」
ブラとパンツの色が青色の下着を付けているエリーゼに緊張してしまう。
さっきの音の正体。和樹が感じた違和感。
エリーゼはメイド服を脱ぎ下着姿で和樹のベットに入ったのだ。
和樹「(おいおい!?これじゃ俺の方が寝れねーーーよ!
そう言えば妙に静かだな・・エリーゼはもう寝たかな)」
さっきと同じ要領で一瞬だけ後ろを見ると。
和樹「(寝てるし〜〜〜〜!!??)」
母親に抱かれて眠る子供のように静な吐息を立てて寝ていた。
エリーゼ「う〜〜〜ん・・・ご・・・ご主人様・・」
呼ばれたので後ろを一瞬だけ見る。
和樹「(なんだ、寝言か・・・・)」
と安心していると。
エリーゼ「ご主人様・・・寂しかった・・・寂しかったです・・・
ご主人様に・・・・・・会えなくて・・・寂しかったです・・・・」
悲しい声で寝言を言う。
そして和樹はあることに気づいてしまった
和樹「(そうか・・エリーゼ俺に甘えたかったんだな・・・
一人でずっと寂しかったんだな・・・・・
だけど、安心しろ俺が出来る限り側にいてやるからな。)」
寝ているエリーゼに心の中で誓った。
もう寂しい思いはさせないと・・・・・・・
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