初音島編
第十四話 滅茶苦茶
[1/3]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
エリーゼの手を引き全力疾走で校門から走り去った和樹は人垣をまいたことを確認し。
エリーゼの手を放す。
手を放した後は特に会話もなく(というより和樹は何を話していいか分からない)
エリーゼの方は決して和樹の前を歩かず、和樹につき従うように後ろを歩く。
学校ほどではないがある程度の視線が集まる。
それだけ、エリーゼが美人だということだ。
和樹は時折ちらちらと後ろを振り向きエリーゼを見る。
和樹「(それにしても、子供の頃に会った。
あの、エリーゼがこんなに綺麗なるなんて、世の中分からないもんだな・・・って
現実逃避してる場合じゃねぇな。エリーゼの事リーラに何て言おう。)」
そう和樹は言い訳ではないがリーラにどう言おうかと考えていた。
リーラは和樹の頼みは大概は了承してくるのだが。
ベルリネッタ・シェルビー・エスカレード・いろはの四人は納得しないだろうなと思った。
いろはを迎え入れたときだって和樹が二時間近く自室で色々・・・じゃなくて。
ベルリネッタ・シェルビー・エスカレードにお願いし、渋々了承してくれたようなものだ。
いろはもいろはで和樹がほかのメイド仲よくしていると機嫌が悪い時がある。
言うまでないが和樹はなんでいろはが怒るのか分かっていない。
和樹「(また、あいつらに説明しなきゃいけないよな。はぁ〜〜〜〜)」
考え事をしているといつの間にか家の門に到着した。
どういう訳かわからないが。
和樹が帰ったと言わなくても和樹が門に近づくと勝手に門が開くようになっている
そして、いつも通り左右にメイドがずらりと並んでおり・・・・・・
メイド達「「「「「「「「「「「お帰りなさいませ!!ご主人様!!!!!!!」」」」」」」」」」」
和樹「おう、ただいま」
メイド達の出迎えに応え、エリーゼを連れてある程度進むと。
リーラ「お帰りなさませ和樹様。」
ベルリネッタ・シェルビー・エスカレード・いろは
「「「「お帰りなさませご主人様(旦那様)!!!」」」」
玄関に着くとリーラ達が出迎えてくれた。
リーラ「和樹様・・・そちらのメイドは?」
和樹「(やばい・・・エリーゼのことなんて言おうか・・・・・)」
悪いことをしてるわけでないのに慌てていると・・・・
エリーゼ「本日より、第五装甲侍女狩猟中隊に配属することになりました。
エリーゼ中尉と言います。以後よろしくお願いします。」
リーラ「MMM本部よりは話は聞いている。書類を確認したいから私の部屋に」
エリーゼ「はいわかりました。」
リーラ「私はエリーゼと話がありますので和樹様また後ほど」
和樹「ああ分かった。」
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ