第四百六十九話 【継続】強くなる少女達その七
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「確かにね」
「上がっているな」
「そうなっているわ」
「ここまで強くなるとは」
高雄は信じられないという声で言った。
「思わなかった」
「そうね、短期間でね」
「全くだ、数値は嘘を吐かない」
「どれだけ強くなったのかはっきり出るわ」
「だからな」
それでというのだ。
「わかったが」
「かなり強くなったわね」
「今私達は一体一体がかなり強くなっている」
ここでこう言ったのはウォースパイトだった。
「上級のグロンギ並か」
「そこまでだな」
「そうだ、そしてだ」
高雄にさらに話した。
「より強くなることが出来る」
「それならね」
「五代さん達の言われる通りにだ」
まさにとだ、ウォースパイトは愛宕にも話した。
「さらに強くなってだ」
「グロンギを一度に何体も倒せる様にもなるわね」
「必ずな」
「そうね、それじゃあね」
「このまま訓練を続けていく」
「そうしていけばいいわね」
「五代さんも強くなっているな」
高雄は彼の数値化されたデータも見て話した。
「かなりな」
「ええ、あれだけ強いのにまだ強くなれるのね」
「やはり人間は無限に強くなれるな」
「そうね」
「ならさらに強くなり」
「スサノオと戦いましょう」
「そして勝つ」
高雄はその手に刀を出して宣言した。
「必ずな」
「そうしましょう」
「その意気だな、我等が人間ならだ」
ウォースパイトも宣言した。
「無限に強くなれるのだからな」
「そのことが実感出来たわ」
「数字を見たら」
加古と古鷹も言うことだった。
「それならね」
「このまま訓練をしていくことね」
「そして強くなる」
「そのことが大事ね」
「まさにな」
こう話してだった。
戦士達はさらに訓練をしていった、身体を鍛えそのうえで癒しもした。そして食事も摂ったが今日の食事は。
「やはりこれね」
「全くだ」
加賀は赤城に応えた。
「金曜日だからな」
「お昼はカレーね」
「これに限る」
「何で金曜はいつもカレーなんだ?」
ホーネットは二人に問うた。
「あたしも食べてるけれどな」
「重桜は常にそうね」
プリンス=オブ=ウエールズも言ってきた。
「金曜のお昼はカレーライスね」
「それで曜日がわかるからよ」
赤城はカレーを食べつつ微笑んで答えた。
「だからなのよ」
「それでか」
「それにカレーは栄養もあるから」
このこともあってというのだ。
「私達は毎週金曜日のお昼はね」
「カレーか」
「それを食べているのよ」
「カレーがないとにゃ」
明石もカレーを食べつつ話した。
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