出会い編
第三話 二人のメイド
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それから一時間後。
メイド達が去った後、和樹は暇を持て余していた。
和樹「この島でまさかシェルビーに会えるとは思ってもいなかったな。」
改めて旧友に会えたことを懐かしんでいた和樹だったが。
???「ね〜〜〜やっぱりやめようよ〜〜〜」
???「何言ってるの!せっかくここまで来たのに貴女は和樹さんに会いたくないの?」
???「う〜〜〜〜〜〜そう言われると会いたい・・・和樹さんに・・・」
???「それじゃ決まり・・・・じゃ行こ・・・・・」
ガチャ
聞き覚えのある声がしたので扉を開ける和樹。
和樹の思った通り見覚えのある娘が二人いた。
ピンク色の髪をしたツインテールの娘と髪の色が茶色のポニーテールの娘がいた。
???「「あ・・・・・・・」」
心の準備がまだできていない状態で和樹と対面した二人。
和樹「・・・・直接会うのは二年ぶりだな、ベルリネッタ・エスカレード」
ベルリネッタ「えっ!私達の事。」
エスカレード「覚えているんですか!」
和樹「当たり前だろ、俺の大事なメル友なんだからな・・・
そうかあれから二年もたつのか。」
和樹とベルリネッタ・エスカレードが最初に出会ったのは和樹が中学二年生の時に東京へ修学旅行に行った時のことだ。修学旅行の自由時間の時に和樹の班のうちの何人か秋葉原へ行きたいと言ったので秋葉原へ向かった。班の連中は思い思い秋葉原を楽しんでいたが和樹はついていけずこっそり班を抜け出し町中をぶらぶらしていた。
そんなとき、不良五人に絡まれていた女の子が二人いたのを偶然見てしまった和樹は不良五人をぶっ飛ばし女の子二人を助けた。
この女の子二人が和樹の目の前にいるメイド、ベルリネッタ・エスカレードである。
和樹に助けられた二人は和樹にお礼として和樹に自分たちのメールアドレスを教えた。
『何か困ったことや悩み事があったらいつでも私たちにメールしてください』
と言われ彼女たちのメールアドレスを受け取った和樹。
それ以来、三人は二年間ずっとメールでやり取りをしている。
和樹「(それにしてもシェルビーにしてもそうだったけど女の子ってしばらく見ない間に雰囲気が変わるものなのか?)」
ベルリネッタ「????和樹さんどうかしました?」
和樹「二人とも昔と比べて感じが変わったと思ってな」
二人「「ほ・・・・本当ですか!」」
和樹「ああ・・・ベルリネッタは昔と比べておどおどした感じがなくなっているし
エスカレードは身にまとっている雰囲気が変わってるしな。」
ベルリネッタ「あ・・・ありがとうございます!(やった!!和樹さんに褒められたよ!!!)」
エスカレード「ありがとうございます!
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