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機動戦士ガンダムSEED DESTINY the oath
怒れる瞳
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エンスを聞きながら自身の機体で待機している間、先程艦長から説明された内容を思い返していた。
三機の新型が何者かに奪取され、既に守備隊が応戦中。守備隊と合流し奪取された新型を捕獲せよ。
との事だが奪取された新型ーカオス、ガイア、アビスはそれぞれが特殊兵装を備えており、とてもじゃないが守備隊のジンやディン、その他の量産機じゃ太刀打ちできない。せめて対抗できるならザク位だろう。

『続いてリバティ発進スタイバイ』

考え事をしていたら自分の番が来たようだ。初の実戦がこのような形になるとは思ってもいなかったが、やるしかない。

『プラットフォームへのセット完了、モジュールはスラッシュを選択。スラッシュウィザードを装備します』

恐らくは守備隊は壊滅だろう。俺とシン、後から合流してくるルナマリアでやるしかない。
そう意気込みヘルメットを装着する。

『左舷カタパルトオンライン、気密シャッターを閉鎖します。発進区画、非常要員は待機してください。
リバティ全システムオンライン。発進シークエンスを開始します』

ハッチが開き、あちこちで黒煙が上がっているが見えてくる。これは実戦なんだと嫌でも改めて実感させられた。

『ハッチ解放、射出システムのエンゲージを確認。カタパルト推力正常、進路クリアー。リバティ発進、どうぞ!』

「ゼラ・ル・クルーゼだ。リバティ出るぞ!」

グレーをベースに細部にトリコロールカラーが施された機体が今、ミネルバから発進した。
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