第一章
[2]次話
鳥と犬の友情の姿
ドイツの写真家ターニャ=ブラントはよく愛犬のシェパードのインゴ、雌の彼女とコキンメフクロウのボルディ雄の彼の写真をよく撮って自身のツイッターに投稿している。彼等はとても仲がよくいつも一緒だ。
その写真を見て友人は短い蜂蜜色の髪で黒い目にすらりとした中背の彼女に対して笑顔でこう言った。
「いいわね」
「そうでしょ」
ターニャも笑顔で応えた。
「一緒にいるの見てね」
「それでなのね」
「これはいいって思ってね」
絵になると思ってだ。
「撮ってツイッターに出したら」
「好評で」
「今もね」
「ツイッターに出してるのね」
「そうしてるの」
「そうなのね」
「ドイツの景色とも合っていて」
外で撮影していてだ。
「それでね」
「これからも撮ってくの」
「そうするわ」
笑顔で話した。
「これからもね」
「頑張ってるわね」
「それで今度ね」
ターニャは友人にさらに話した。
「オーストラリアにね」
「行ってなのね」
「お仕事してくるわ」
「そうするのね」
「それで留守の間は」
その間はというと。
「インゴとボルディのことはお父さんとお母さんにお願いしてるから」
「それじゃあ」
「行って来るわね、貴女達も暫くの間お留守番よ」
「ワン」
「ピュイ」
そのシェパードとコキンメフクロウの彼等も応えた、そして。
ターニャはオーストラリアに行ったがその前に彼女が犬と鳥が一緒にいる姿を撮っているのを知っている者のアドバイスでだ。
その被写体の場所に行った、二つあったが。
そのうちの一つはクイーンズランド州カーメラだった、そこはワンダー=リースとジュリエットの初老の夫婦の絵だった。
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