化け狸と、未来の創造者と。
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ことができるワンダーライドブックをその本にかざすことだ」
要するに、歴代仮面ライダーというのは我々剣士にとって先祖のようなものか………だが、そのレジェンドワンダーライドブックとやらを全て集めると何が起こるというんだ?
白ウォズ「だがひとつだけ忠告しておく。全て揃えても何も起こらない。その代わり、君に……いや、君たちにとって有利なものになるのは事実だ。奴らはこの幻想郷をワンダーワールドで覆い尽くそうと企んでいる。取られてしまえば何をしでかすかわからない……」
上條「肝に命じておこう。だが、『君たち』?私以外にも剣士がいるというのか?」
マミゾウ「うむ。お主を含めて幻想郷にいる剣士はまだ何人もおる。いずれ彼らと会う日はそう遠くないはずじゃ」
白ウォズ「しかし、この幻想郷の運命は………闇の剣士である君にかかっている。どうかその剣で幻想郷を救ってほしい」
上條「………神山飛羽真のように私も何かの理由があって選ばれたというわけか………では、この世界の真理を探しながら命運を握らせてもらう」
同時にこれは償いだ。かつて私が犯した過ちを、今度は間違えぬように、そして二度とあの悲劇を起こさないように、私は闇の剣士として戦う。
正直、白ウォズが言ってたことは全てではないが、あくまで一端だけを私に教えただけだろう。また時が来れば話してくれるだろうが、もしこいつがメギドと関わり、世界を陥れようとするならば、その時は………。
白ウォズ「闇の剣士よ。これだけは言っておく。君たち剣士とこの世界の者たちと敵対する気はない。それだけは信じてくれ」
上條「いいだろう。だがもしその言葉に偽りがあった場合、覚悟しておけ」
ひとまず、これからはレジェンドワンダーライドブックの収集と同時に、私以外の剣士を探すとしよう。もしかしたら、案外近い所にいるかもしれない…。
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