化け狸と、未来の創造者と。
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が外の世界の住人であることも知っておる」
上條「知っていて、なぜ話しかけなかったんだ?」
マミゾウ「その時ではなかったからじゃ……じゃが、昨日起こったあの事件からそろそろ話してもいいだろうと思ってな。ある男も含めてな」
ある男?そういえば、もう1人誰か私を見ていたな。このマミゾウとやらの女以外に誰が………。
白ウォズ「そこまで警戒しないでくれたまえ、闇の剣士」
マミゾウ「おう来たかえ、白ウォズ」
上條「白ウォズ?」
現れたのは見慣れない青年だった。なるほど、確かに小鈴とマミゾウの言う通り白い服とベレー帽を身につけ、さらに近未来的なノートを持っている。
上條「お前、ただの人間ではないな?」
白ウォズ「ああ。私は未来からの使者。かつて我が救世主をサポートしていたが、魔王のことも気になり、もう1人の私に未来を託して消えた」
上條「我が救世主?そういえば『救世主伝説』に出てきた白い服を着た…」
白ウォズ「あれは私だ。ひとまず本題に入るとしよう」
上條「なら言うが、私はなぜ生きている?死んだはずの私がなぜ幻想郷にいる?」
白ウォズ「簡単だ。私がこの本を使い、君を呼び寄せた」
ノートで私を呼び寄せただと?いくら何でも死人をここに呼び寄せるなど普通は不可能なはずだ。
一体何のために呼んだのか。私はさらに白ウォズに問う。
白ウォズ「これから起こりうる事件に対処してもらうためだ。君も見ただろう?この世界がワンダーワールドと繋がったのを」
上條「ワンダーワールドを知ってるのか!?」
マミゾウ「いろいろと知ってるようじゃぞ?お主が持ってるワンダーライドブックや仮面ライダーとやらも」
上條「!?」
白ウォズ「昨日、君はあるものを手にしたはずだ。仮面ライダーという名を持つワンダーライドブックを」
そこまで知っているのか?ただの未来人というわけではなさそうだな、この男は。
白ウォズ「簡単に説明すると、それらは『レジェンドワンダーライドブック』と呼ばれる歴代の仮面ライダーの力を持ったワンダーライドブックだ。例えばクウガならクウガの力、滅亡迅雷なら滅・亡・迅・雷・アークの力が使える」
上條「それを手にするには、それに関連した本にジャアクドラゴンをかざせばいいというのか?」
白ウォズ「ご名答。だがディケイドのような極めて特殊な仮面ライダーのワンダーライドブックを手に入れるとなれば………君が持ってるジャアクドラゴンやレジェンドワンダーライドブックをかざすだけでは手に入らないと思ってほしい。手にするとなれば、ディケイドを除く1号からゼロワンのレジェンドワンダーライドブックを集めるか、もしくはディケイドと同じように世界を渡り歩く
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