闇の剣士、メギドを討つ。
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上條「…………やはりメギドも幻想郷に存在していたか」
小鈴「メギド?あれが?」
霊夢「って、小鈴ちゃん!何でここにいるの!?」
魔理沙「上條までいるぞ!」
霊夢「え!?じゃあこの世界も、あの妖怪も、まさか……!」
気づかれた。霊夢と魔理沙は我々を見るなりすぐに駆け寄ってきた。そして霊夢はものすごい形相で睨みながら私に顔を近づけてきた。
霊夢「上 條 さ ん ?」
上條「一体何の話をしている?」
霊夢「とぼけないでちょうだい。やっぱりあんたを疑って正解だったわ。あれはあんたの仕業?」
上條「また言いがかりか?私はさっきまで鈴奈庵で店番をしていたんだが?」
霊夢「じゃあ何なのよ、あの光景は!?何でチルノもあの妖怪に捕まってるのよ!?」
魔理沙「待て待て待て待て、霊夢!だから人を見かけで判断すんな!」
小鈴「そうですよ霊夢さん!上條さんの話を聞いてください!」
小鈴と魔理沙の制止も入り、私も何も知らないことを全て話した。そして霊夢はやっと元凶が私ではないことを理解した。
霊夢「ホントに何も知らないのね?ホントにあんたの仕業じゃないのね?」
上條「そう言ってるだろうが。全く……私を疑う暇があったら奴の相手をしてはどうだ?」
霊・魔「「え?」」
イフ・ストーリー「私とこの娘を無視して仲間割れとはずいぶん余裕だなぁ」
チルノ「ぅ…………ぅぐ…………ぁぁ…………」
霊夢「チルノ!」
私もメギドとチルノのことを忘れていた。どうやらあのメギドの砂は体を絞め上げることもできるようだ。
チルノの顔を見ると、青ざめていた。このまま放っておけば命はないだろう。
魔理沙「あの化け物野郎!私の魔法でやっつけてやる!」
霊夢「あっ、ちょっと魔理沙!待ちなさいよ!」
霊夢と魔理沙が何も考えずメギドに突撃した。どうなっても知らんぞ、私は。
魔理沙「チルノを離しやがれ!魔符『スターダストレヴァリエ』!!」
霊夢「夢符『封魔陣』!!」
イフ・ストーリー「無謀で哀れな女たちだ。私が作る物語の方が格上だ」
すると霊夢と魔理沙の首に何かを取りつけられた。あれは首輪のようだ。
霊夢「!?な、何これ!?首輪!?」
魔理沙「こんなもん私たちにつけやがって!くそっ、取れねぇ!」
霊夢「しかも能力もスペルも使えない!どうなってんのよ!」
イフ・ストーリー「私が首輪を外すまで君たちは能力を使えない」
今度は大きく息を吸い込んだが……次は何をする気だ?
イフ・ストーリー「ガァオオオオオオォォォォォ!!!!」
ッ!!これはライオンの咆哮か!?とはいえ、なんと
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