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東方闇剣士
闇の剣士、メギドを討つ。
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小鈴「そうですけど………」


というのも建前であり、本心でもある。闇黒剣月闇以外に『ジャアクドラゴン』を見つけた時、その隣に見知らぬワンダーライドブックがあった。『滅亡迅雷モンスターズ』だったか?その時、確か……。


『かつて、人類を滅ぼそうとしたのは4人の仮面ライダーだった…』


と流れていたが……仮面ライダー?他の世界にも仮面ライダーと呼ばれる剣士が存在するというのか?そう思い、念のため回収した。その下には『四獣士』と書かれた本があった。例のワンダーライドブックと仮面ライダーと関係しているのかと推測し、他の本を預かっては調べてみた。
結果、今日までワンダーライドブックが確認されたのは青空の青年、吸血鬼と聖職者の2冊だった。だが気がかりだったのは『ジャオウドラゴン』がなかったことだ。なぜジャアクドラゴンはあったにもかかわらず、ジャオウドラゴンがなかったのか………誰かが持っていったのか?その時に消されたのか?
それはそれとして、小鈴は私を助けてくれた。真理を探求するためとはいえ、住む所なくして活動もままならんからな。もし彼女の身に何かあればと思うと………。


上條「しかし、これだけの本をよくここまで仕入れたものだな。中には『アガサクリスQ』という名の作家が書いた本もあるようだが………」

小鈴「でもあんまり評判じゃないんですよね。外の世界の推理小説なんですが……」

上條「……常識や法律など規律があるからこそウケがいいんだが、規律があやふやな所ではウケが悪いのだろう。常識がないというのも考えものだな」


それはそうと、問題はメギドの存在だな。ここまで何事もないと思うと、不気味としか言いようがない。何かしらの事件が起きても不思議ではないが……。










紳士風の白髪男「私の睨んだ通りでした。彼はやはり剣士のようです……それも闇を司る者」

トラのスカジャンの着た男「闇の剣士か……ならばこの『エビルタイガー』様が奴を成敗してくれよう!」

ミュージシャン風の男「いや、奴を音楽で魅了させ、滅するのはこの『ソウル』だ」

紳士風の白髪男「まあまあ、そう焦らずに。まずは小手調べと行こうではありませんか」


『オルタ…』


紳士風の白髪男「さあ、『イフ・ストーリー』。あなたが世界を繋げるのです。そして闇の剣士を滅ぼしなさい」

イフ・ストーリー「かしこまりました。さあ、この世界で自分好みの新たな物語を作るとしよう……」










上條「…?」


何やら外が騒がしい。


小鈴「なんか騒がしいわね……また事件でも起きたのかな?」


小鈴も外の様子がおかしいことに気づいたようだ。まさかメギドが動き出し
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