はじめに、闇の剣士目覚める。
[2/2]
[9]前 最初 [2]次話
???「ワンダーワールドって何ですか?」
上條「……いや、何でもない。だがお前が言うように、外の世界とやらというのは正しいかもしれ………ん?」
私は壁に立て掛けてあるものを見て、目を疑った。
あれは闇黒剣月闇!?なぜだ!?神山飛羽真に託したはずの剣がなぜあそこに!?
???「あの、どうしました?」
上條「闇黒剣月闇がなぜここに!?なぜお前があの剣を持っている!?」
???「え!?あれあなたの剣なんですか!?何だろうと思って飾ってたので、てっきり……」
確かに私は死ぬ前、神山飛羽真に託した。まさかわざわざ私の元へ来たのか?いや、あり得ん……剣が意志を持ってるとは思えない。
わからん………なぜ死んだはずの私がここにいるのか、神山飛羽真に託した剣がなぜ鈴奈庵にあるのか………。
上條「………考えても仕方ないか………だが、これからどうするか………」
???「行く当てがないんでしたら、ここに住みませんか?」
上條「いいのか?」
???「もちろんです」
上條「なら、お言葉に甘えさせてもらう。私は上條大地、かつて炎の剣士『セイバー』として戦い、組織を裏切ってからは闇の剣士『カリバー』として戦っていた者だ」
???「セイバー?カリバー?それってさっき白い服を着た人が言ってた…」
上條「?」
???「あ、何でもありません。私はここ、鈴奈庵の店番をしている本居小鈴といいます」
上條「本居小鈴か。よろしく頼むぞ」
こうして私は鈴奈庵に住むことも兼ね、浮かび上がる謎を解明することになった。
その後、私の『ワンダーライドブック』も店内で見つかったのは言うまでもない。
[9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ