137 再会、そして合流
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そうか」
「前に兄貴が清水に来た時はボコボコにされたがな」
「マジかよ。そんな事があったのか」
「ああ、お前の兄貴も元気かい?」
実は三河口の兄と湘木の兄は友人同士である。
「ああ、大学生活楽しんでるぜ。そうだ、こちらは俺の学校の友達、濃藤徳崇、北勢田竜汰、徳林奏子だよ」
「宜しく」
(なんか、同窓会みたいな感じだね・・・)
そしてかよ子と同じ年頃の少女がこちらを見ている。
「あ、ももこちゃん、ももこちゃん・・・!!」
一人の女子がまる子を本名で呼んで近づいて来た。
「あれ、ええと・・・」
「忘れたの、私のり子だよ」
「のり子・・・。あ!小鳥屋ののりちゃんだね!?」
「うん、また会えて良かった・・・。あの時貰った人形、今でも大事にしてるよ!」
のり子と名乗った女子は感動の涙を流すのであった。
「ありがとう〜、私、もう会えないかと思ったよお〜」
「のり子ちゃん、知ってる子なの?」
その場にいる人形が喋った。
「うん、ももこちゃんって言うんだよ」
「に、人形が喋った!!」
まる子は喋る人形に驚いた。かよ子は命懸けの戦いに参加すると解っていながらもこのような和気藹々とした雰囲気を見て少し心が落ち着くのであった。
「まるちゃん、昔の友達に会えて良かったね」
「うん、のりちゃん、こっちは友達のかよちゃんだよ〜」
「友達・・・」
「こんにちは」
のり子はなぜかかよ子の方を冷めた目で睨みつけた。
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