第七百三十七話 プレシャス探し
[8]前話 [2]次話
第七百三十七話 プレシャス探し
このチームは何といってもお宝探しがメインです。そうしたことを考えますとやっぱりイタリアやギリシア、キューバのお家の人達がいることが有り難いです。
そのお宝探しですがどうするかというと。
「今日はここを掘るのか」
「ここ掘れわんわんや」
ギリシアにスペインが応えています。六人でそれぞれつるはしやスコップを持ってそれでギリシアのお家にいます。他には一輪車やそういったものも持って来ています。当然皆それぞれのカラーの制服でそのうえ手袋までしています。
「さて、早速掘ってみるか」
「何が出て来るか俺にもわからない」
ギリシアはぽつりと言います。
「それでもいいんだな」
「それが面白いからええんや」
スペインもある意味大物です。何が出ようが構わないというのですから。
こうして皆で掘ります。それでまず見つかったのは。
「女神像やな、これは」
「アフロディーテだ」
ギリシアはその女神像を見て述べます。
「それに神殿まで出て来たぞ」
「そんなもんまで埋もれてるんか」
「俺の国では普通に出る」
流石にこれは予想していなかったので少し驚いているスペインに対してギリシアはごく普通に答えます。
「それにさっき何が出て来るかわからないからいいと言っていなかったか?」
「そういえばそっか」
何か自分でも納得しているスペインでした。こうしてお宝はまずは神殿だったのでした。
第七百三十七話 完
2009・5・14
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ