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それから 本町絢と水島基は  結末
11-?
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全てよ 幸せだし」

「ワシ等の気持ちの考えてくれ もし、それでもと言うなら、親子の縁を切ってもと言うのか」

「あなた そこまで、言わないでも・・ 絢も、変な気にならないでね」と、黙っていたお母さんが初めて言った。

「モトシ君は、こっちへ帰ってきて、仕事する気は無いのか」

「そんな人なら、私は、好きになっていません 今の夢に向かって進んでいる彼が好き」私は、最後まで、泣かないで、言い切れた。

「絢 先生になるのは、どうするんだ 絵を通じて教えて行くんじゃぁないのか」

「とりあえず 採用試験は受けない 免許があれば試験はまだ先でも受けられるし」

 その時、お兄ちゃんが帰ってきた。私は、味方してくれると思っていたが

「紳は 呼ぶな あいつが居ると、言い含められるからな お母さんと相談する 絢がこんなに思い入れが強いと思ってもなかった 誰に似たんだろう」

「あら 私は、絢の気持ちわかるわよ 女の幸せってそんなものよ 頑固なのは父親ゆずりじゃあない?」とお母さんが言ってくれた。







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