第133話
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いた。
「ええっ!?フェミリンスさんが女神さまぁ……ッ!?」
「し、しかもエステルさんは”空の女神”専用の”神術”と”神技”を習得したとフェミリンスさん―――――いえ、フェミリンス様は仰っていましたが……その”神術”と”神技”というのはもしかして……!」
「”光の剣匠”を蝕んでいた”呪い”自身を燃やした”虹色の焔”と、その後に放った奥義でしょうね。」
エステル達の話を聞いた仲間達がそれぞれ驚いたり血相を変えている中エリオットは思わず驚きの声を上げてフェミリンスを見つめ、エマは信じられない表情でエステルを見つめ、セリーヌは真剣な表情でエステルを見つめて指摘した。
「うん、そうよ。虹色の焔はエイドスから教えてもらった神術――――――”イリスの焔”で奥義の方は同じくエイドスから教えてもらった神技――――――”セプトブラスト”で、どっちも七耀脈の力を借りた”全属性”が込められた神術と神技よ。」
「し、七耀脈の力を借りた”全属性”の術と奥義って……あんた、一体何があって、”空の女神”自身からそんなとんでもない術と奥義を教えてもらったのよ……」
エステルの説明を聞いたその場にいる多くの者達が冷や汗をかいている中シェラザードは疲れた表情でエステルに訊ねた。
「ん〜……そんな大した理由じゃないわよ。シェラ姉達はあたしのSクラフトの中でもとっておきのSクラフト―――――”ニーベルン・ヴァレスティ”を知っているわよね?”碧の大樹”の攻略や決戦であたしが放ったアレを見たエイドスが”碧の大樹”の件が終わった後に興味本位で聞いてきて、それでいつの間にかお互いの”神技”――――――あたしは”ニーベルン・ヴァレスティ”をエイドスに、エイドスはあたしに”イリスの焔”と”セプトブラスト”を教え合う話の流れになって、お互い教え合って習得しただけよ。」
「な、何ソレ〜〜〜!?というか”空の女神”が自分の神術と神技を教えてまで、覚えたい”ブレイサーオブブレイサー”のとっておきのSクラフトって一体どんなのなの〜!?」
「それ以前にそんな軽いノリで、そんな非常識過ぎる術と技をエステルさんに教えた”空の女神”は一体何を考えているんだ……?」
「フン、それこそ”女神のみぞ知る”ではないのか?」
「さすが先祖と子孫だけあって、まさに似た者同士だね。」
エステルの答えを聞いた仲間達がそれぞれ冷や汗をかいて表情を引き攣らせている中ミリアムは困惑の表情で声を上げ、疲れた表情で呟いたマキアスの疑問にユーシスは鼻を鳴らして答え、フィーはジト目でエステルを見つめた。
「あはは……という事はエイドスさんも、エステルちゃんみたいに”アレ”が放てるようになったんだ……」
「ったく、さすがエステルの”先祖”だけあって、
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