第133話
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うな表情を浮かべたオリヴァルト皇子の言葉に対してエステルは疲れた表情で答え、ヨシュアは申し訳なさそうな表情で謝罪した。
「ハハ、気にしないでくれ。今回の件も君達に対して相当無理を言った事はわかっているし、君達のお陰でこうして子爵閣下を救う事ができたのだから、助けに来てくれて本当に感謝しているよ。」
「そうだな……エステル君達の加勢がなければ、正直ベルフェゴールとアンリエットの守りを超える事もできなかったかもしれないし、例え超える事ができたとしても子爵閣下を”呪い”から解放する有効な手段がなかったからな。」
「……殿下達の要請に応えた其方達の判断には私も心から感謝している。この恩、いつか必ず殿下共々返させて頂く。」
ヨシュアの謝罪に対してオリヴァルト皇子は苦笑しながら答え、オリヴァルト皇子の言葉にミュラーは頷き、アルゼイド子爵はエステル達に会釈をした。
「あはは、あたし達は遊撃士として困っている人達を助けただけですから、当然の事をしただけですよ。」
「そうだよね〜?本部の人達からは今回の戦争に関して色々と言われてはいるけど、子爵さんを助ける事は”遊撃士”の行動として当然だから、本部の人達も何も言えないもんね〜?」
「へ…………もしかして、ミントちゃん達、ギルド本部の人達から何か忠告とかされているの?」
アルゼイド子爵の感謝を謙遜した様子で答えたエステルに続くように答えたミントの話が気になったアネラスは呆けた声を出した後エステル達に訊ねた。
「ええ。今回の戦争関連……というよりも、貴方達”紅き翼”関連の依頼を請ける時は”ある条件”に該当する場合、絶対にその依頼を請けるなと言い含められていますわ。」
「”ある条件”だと?一体どんな条件が該当する依頼なんだ?」
アネラスの疑問に対して答えたフェミリンスの説明が気になったアガットは眉を顰めて続きを促した。
「――――――”自らの意思で戦争に参加している者達の保護”がその”条件”に該当しますわ。」
「そ、それって……」
「今回の戦争に参加している”軍人”や”猟兵”等と言った、”自らの意思で戦争に参加している方々”を保護する依頼を請けるなという事ですわね……」
「はい……”紅き翼”の”身内”の中には”軍人”を務めている人達もいますから、本部の人達はわたし達が最高ランクの遊撃士であるエステルさん達にその”身内”の人達を助ける依頼をして、その結果遊撃士協会の介入によって戦争の行方が変わる事を避けようとしているのでしょうね……」
「…………………………」
「エリオット………」
フェミリンスの答えを聞いてある事に察しがついたアリサは不安そうな表情を浮かべ、静かな表情で呟いたシャロンの推測にト
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