SAO編ーアインクラッド編ー
07.連撃技
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片手剣に変えたあと、武器ウインドウのある場所を押す。
「今度こそ、みんなを守ってみせる!!」
クラインがグレイプワーの大剣を弾く。
「クライン、今だ!!スイッチ!!」
俺とクラインは一瞬のうちに入れ替わる。
「うりゃぁぁぁぁ!!!」
雄叫びをあげる。右手で持つ片手剣が黒色の光を纏い狼の体を抉り取る。
片手剣九連撃技《ダークリーパー》
闇の死神が次々と体を抉る。片手剣の九連撃をグレイプワーへと全てぶち当る。大技故に長時間の技後硬直が起こる。その寸前に左手を動かす。左腕はソードスキルを纏っているかのように黄金の光を放つ。これが俺の秘策......自ら体を刃に変えるユニークスキル《手刀術》
俺は、左手を刀のように伸ばし、俺の左腕は光を放ち、光は先端が尖り、刃のような姿に変わる。その左腕を突き出し床を蹴り上げ突進。剣撃をグレイプワーにヒットさせ、右の片手剣に再び黒い光を纏わせる。
片手剣九連撃技《ダークリーパー》
続けて、左腕を前へと突き出し、突撃する。
グレイプワーが吹き飛ばされ後ろに下がる。
「これで終わりだ!!!!」
右の片手剣を肩に担ぎ上げ、そのまま突進。
片手剣突進技《レイジスパイク》
見えない力が俺の体を押し突進。片手剣がグレイプワーの腹部を貫く。続けて突進で同時に勢いを得た左の腕の刃を体に突き刺す。
『グァァァァッ!!』
「消えやがれぇ!!」
腹部に突き刺さった二刀を横へと斬り払う。グレイプワーが絶叫をあげながら光の欠片となり消滅。
そして空中に、Congratulations!!の文字が浮かぶ。
「.......倒した」
その瞬間、俺は体から急に力が抜けて膝から崩れ落ちる。
「大丈夫か、シュウ!?」
「あぁ、問題ない。HP自体はさほど減ってないからな。ただの疲労だ」
「それよりも、何だよあのスキル!!」
クライン含めた風林火山のメンバーが俺の使ったスキル.......《手刀術》について聞いてくる。
「今、話さなきゃダメか?」
「別に今じゃなくてもいいぜ。そのうち、話してくれよ」
俺はクラインの肩につかまりながら、次の層への階段を登る。
...........三つ目のユニークスキル《手刀術》を使ったことでアインクラッドにさらなる波乱を呼ぶことになる。
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