暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第7話 ティアナとスバル
[5/13]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
………せめてこっちの相方がスバルを取り押さえてくれてれば………)

「………何だよ」
「別に」

(無理そうね)

そう結論づけた加奈は前を向き戦闘準備に入る。

(先ずはスバルより先にティアナね。スバルは元々考えるのは苦手だろうし、統率の取れないスバルなら恐くないわ)

そう決めた加奈はフェアリーを3基展開した。

「これが………」
「フェアリー………」

「さあ、始めましょうか!」

スタジアムだった外観がミッドの街に変わり、決勝戦が始まった………









「スバル!!スモークバレット!!」

ティアナは始まった瞬間、地面に魔力弾を撃ち込み煙を発生させる。

「煙幕!?」
「こんなもの俺が吹き飛ばしてやる!!」
「待って!!先ずは周辺を警戒しないと!!」
「うるせぇ、俺に命令するな!!唸れデットイーター!!」

曲刀に魔力を纏わせ、それを力一杯振るう。

「バカじゃないの!?これは魔力で起こした煙なのに無闇に剣を振ったって………くっ!?」

咄嗟にフェアリーをサークル状にし、シールドを作り、向かってきた魔力弾を防いだ。

「流石に伊達じゃ無いわねその防御力………」
「随分せこい手を使うじゃないティアナ?」
「私の事知ってる………?」
「トーレさんから時々聞いてたからね!!」

話ながらもシールドを解除し、声のあった方にフェアリーを向かわせる。
直ぐにオールレンジ攻撃でレーザーの魔力弾を発射するフェアリー達

しかし直撃したティアナの体は霧の様に直ぐに消えてしまった。

「幻影!?」
「でもこれ以上何も仕掛けて来ない………じゃあ狙いは………まさか!!」

「ぐあああああああああ!!!」

大きなビルに吹き飛ばされた加奈のパートナーは大きな声をあげ、気絶した。

「これで、2対1。何とか間に合ったね!!」
「本番はこれからよスバル、気を抜かないでね」
「うん!!!」

「………やられたわ。予想はしてたけどまさか煙幕を利用してその内に倒すなんて………しかし動揺しすぎなのよ、本当に役たたず………」

一度手元にフェアリーを呼び寄せ、思わず呟いた。
容易に予測できた事ではあったが、それを防ぐ前に倒されてしまった。

(最悪ね………クロスレンジに持ち込ませず、何とか行動不能にしないと………となれば………)

そう言ってフェアリーを展開したまま、杖を前に構える。

「スバル、来るわよ!!」
「うん!!」
「聖なる槍よ敵を貫け、ホーリーランス!!」

加奈が唱えると2人の上空に光の槍が多数出現。
一斉に2人に降り注ぐ。

「攻撃魔法!?」
「ティアナ!!」

攻撃魔法が来たことに驚いたティアナはワ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ