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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第7話 ティアナとスバル
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席なのに、武装隊に所属するってこの前メール貰ったわ」
「メールやり取りしてるの!?」
「まあ中々気があったからね」
「でも懐かしいよね。あの時の試合で加奈さん1人に負けたのは本当に堪えたよね………」
新暦72年2月………
「訓練校共同エキシビジョンマッチ?」
放課後、ティーダに残るように言われたティアナとスバルは夕暮れの講義室にいた。
「まあ単なるイベントだよ。新人達のひたむきな姿勢で管理局のイメージアップと同時にエリート校のレベルを測るってイベント」
「やっぱりエリート重視なのね」
「それは仕方がないよティアナ」
「でもね………やっぱり納得出来ないじゃない………」
「かませ犬って言うんだっけこういうの?」
「珍しく言葉知ってるじゃない」
「何それ!?酷いよ!!」
机をバン!!と叩くスバル。
しかしランスター兄妹は大きな音が響く前に耳をふさいでそれを防いだ。
「でもそう思われても仕方がないわ、実際に初戦負けが続いているんだから………」
「そうなの?」
「………だからこそお前達を呼んだんだ。今年の大会はダークホースになってもらうためにな」
そう言ったティーダの顔はニヤリと気持ち悪いなとティアナは思ったのだった………
そして当日………
「頑張ってね2人共!!」
「僕達の意地、見せてくれ!!」
数10人の仲間達に見送られ、ティアナとスバルは今回エキシビジョンマッチに使われるスタジアムに向かう。
「………」
「………」
バリアジャケットを既に着ており完全に戦闘モード。
しかしその目は少し虚ろになっており、変なオーラを漂わせてる。
「………ティーダ先生、とてもあの2人勝てる気がしないんですけど」
「トーレ先生に頼んでしごいてもらったらすっかりあんなになっちゃって………」
「トーレ先生何したんですか………?」
「いつも以上のハードトレーニング。約3倍程」
「うわ………」
「俺、生きていく自信が無いや………」
そんなティーダの言葉にすっかりブルーになる生徒達。
「ほぅ………情けない事を言ってる内はまだ余裕があるな………」
そんな声を聞き、後に生徒達は更に地獄を見るのだった………
「全く………私もまだ甘かったか………」
「泣かさない様にねトーレさん」
会場の観戦は自由行動と言うことでそれぞれ行動することになり、ティーダとトーレはそれぞれ並んで座っていた。
「それより2人の様子はどうだった?」
「何か負のオーラを漂わせてたよ、まるで恋人に裏切られた様に虚ろな目で………」
「おかしいな、私の予定では屈強な兵士の顔に………」
「それはなら
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