大きくなりました? 前編
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子「んぐっ〜〜〜!?〜〜〜〜〜〜ッ!!」
宙に浮く紺子の足。この怪植物は龍哉と野人に興味がなかったのか、紺子を丸呑みにしようと考えていたようだ。
上半身を丸呑みされ、残った下半身が逃れようと必死に両足を動かして抵抗していた。
紺子「ぬ〜〜〜〜〜!!んあ〜〜〜〜〜!!」ジタバタ
龍哉「紺子!今助けるぞ!!」
野人「非力だが私も力を貸そう!」
紺子の足をつかみ、怪植物から引っ張り出そうとする野人と龍哉。
しかし中でスカートがめくれているのか、パンツが丸出しになってしまった。
野人「ゲェ!?なぜに我々は出雲君のパンツを見なきゃならないんだ!?」
龍哉「俺だって聞きたいぐらいっすよ!」
引っ張れば引っ張るほど怪植物の力は強くなり、紺子もどんどん怪植物に呑み込まれていく。
そうしてついに残ったのは足先だけになってしまった。それでも必死に抵抗する紺子。
紺子「〒¶£■§≒Ωゞ¢仝×Å〜〜〜〜!!」ジタバタ
しかし野人と龍哉には紺子を助けたい気持ちでいっぱいだった。2人は足先をつかむと、力を振り絞って紺子を引っ張った。
龍哉「頼む!紺子を丸呑みにしないでくれぇ…!」
野人「出雲君、戻ってこぉい…!」
スポンッ
やはり無駄だった。2人が手にしていたのは紺子のスニーカー。靴下を履いた紺子の抵抗する足先が目に止まる。
野人「あ……あああ………」
紺子「ん……………ん……………」ピクピク
とうとう紺子は抵抗する力を失い、怪植物に呑み込まれた。それと同時に朝のHRが始まるチャイムが鳴った。
野人は丸呑みされた紺子と彼女のスニーカーを呆然と見つめることしかできなかった。龍哉は紺子を救えなかったせいか、悔しさのあまり膝をつく。
龍哉「紺子…………うう……くっ………ち…チクショウ……チクショウ…………チクショォォォォォォォォォォォォォォオオオオオオッ!!!!」
怪植物は目的を達成して満足したのか、そのまま眠りについてしまった。
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