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恋姫伝説 MARK OF THE FLOWERS
第百五話 ガルフォード、駆けるのことその十
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きましょう」
 くすりと笑ってだ。蔡文姫は韓浩に言った。
「今はね」
「気が乗らないのかしら」
「御風呂の中でそういうことをしたら」
 どうかというのだ。
「熱くてゆだっちゃうじゃない」
「だからなのね」
「一緒に寝るから」
 蔡文姫が言うのはこのことだった。
「その時にね」
「そうね。身体を奇麗にしてからね」
「肌を重ね合いましょう」
 そうした話をしてだった。二人は今は遊ばなかった。
 そうして風呂から上がり褥の中でだ。二人は共に遊ぶのだった。


第百五話   完


                        2011・8・18
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