4部 淫楽に堕ちる天使
20話 スケープゴート
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そして主であるエリオットしか。彼はジオン公国軍の軍服を纏い腕を組んで壁に寄りかかる。玄関先で。明かりが彼を照らす。微妙な陰影で彼が笑っているのか、怒っているのか、呆れているのか、わからない。
ややあって、エリオットの少し自嘲的な笑い声が聴こえて、発せられた言葉はこれだった。
「ハハ……君は俺に呪われたようだね。俺の自由にしていいのなら、答えは1つだけ」
「俺のスケープゴートになってくれ。淫楽という名前のスケープゴートになってくれ」
「エリオットさん…」
「この期間しか味わえない君との関係。とことん溺れて、俺も乱れる事にしよう」
玄関でいきなりエリオットは水菜を壁に押し付けて、軍服を纏ったまま激しくキスをした。
銀髪の悪魔は、どんどん淫楽に堕ちる。
そして水菜も一緒に堕ちる。
2人は秘密の関係に溺れていく。
そして水菜は、秘められた彼のプライベートを覗いていくのであった。
そして、あらゆる淫楽を楽しむ。
拘束プレイ、隠し撮影、野外プレイ、SM、コスプレ、オトナのおもちゃ、アダルトビデオ、あらゆるものを愉しむ。
そして水菜は銀髪の悪魔の森に囚われ、出られなくなったのであった。
深く、紅い、紅蓮の森に。
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