暴走特急!学園崩壊へのカウントダウン! 後編
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りた。
紺子たちはホッとしていたが、ディーゴだけは不満そうだった。
ディーゴ「チェッ、せっかく楽しめると思ったのによ……」
龍哉「それお前だけだよな。鉄道マニアじゃない俺たちを誘ってあんな目に遭わせやがって。もうあんなことは二度とごめんだ」
険しい顔をしながら睨む龍哉。
すると辰美が………。
辰美「ファ………ファ………」
紺子「辰美?」
辰美「ファックション!!!!!」
辰美以外全員『!!!!?』
なんと辰美が大きなくしゃみをした瞬間、まるで竜巻に巻き込まれたかのように夢物語号が吹き飛ばされたのだ。
ディーゴ「ゆ、夢物語号がぁぁぁ……!」
辰美「え?」
紺子「スゲェ………」
この日、夢物語号は最初にして最後の運行となった。ディーゴにとっては一生忘れられない絶望的な思い出となるだろう。
その頃、駅で夢物語号を睨んでいた男は夢物語号が止められたことに腹を立てていた。
???「クソが!上手く行くと思ったが、詰めが甘かったか………!あのまま行けば大勢殺せたものを………次だ、次の手を考えなくては…………!」
彼の服装は貴利矢と同じ陰陽師の服装をしていたが、切り刻まれたようにあまりにもボロボロだった。さらに刀で斬られたであろう傷跡が腹や胸に、片目は失明している。そして両腕にはこれまで殺してきた人外と思われる遺骨の腕輪をつけていた。
そう、彼こそがEVOLUTION SPACEにて貴利矢が言っていた狂った陰陽師『神楽坂闇音』。人外の他に人間をこの上なく憎み、そして一海の両親を殺害した張本人でもあった。
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