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異生神妖魔学園
暴走特急!学園崩壊へのカウントダウン! 前編
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前らのこともちゃーんと見てたからな。俺みたくもっと撮れや。なんか俺だけ無駄にテンション高い奴みたいでむなしくなるんじゃが」

龍哉(ごめん!俺も鉄道のこと興味ない!)

紺子「私も昔蒸気機関車何回も見て興味わいたことあったけど、さすがにマニアの道には…」

ディーゴ「ホントに何にもわかってねぇんだなお前ら……まあこんなトコで喧嘩しててもしょうがねぇや。5連休だしゆっくりしねぇとな」

紺子「お前が話振ってきたんだろうが!」










紺子たちを含めた乗客が夢物語号に乗り込んだ中、その特急列車の担当であろう車掌と運転手が夢物語号から降りて休憩していた。
1人は30代前半の男、もう1人は明らかに定年退職してもおかしくないような年老いた男。2人は夢物語号の外でこんな立ち話をしていた。


車掌「この仕事始めて結構経つのか………」

運転手「おいおい、若いくせにジジくせぇこと言うなよ。俺の方がジジイだってのに」

車掌「そう言うわりには結構元気じゃないか。お前のようなジジイがいるか?鉄橋でぶら下がり腹筋するようなジジイが」


※危険ですので絶対に真似しないでください。


運転手「まだまだ若いもんに負けたくねぇからなぁ……と言いたいが、だんだん筋肉が衰えてきちまって……いい加減引退も考えてるし、お前さんに任せようかと考えてるんだ」

車掌「まだそこまでの自信は…」

運転手「大丈夫だ。少なくとも今のお前さんなら任せられる。俺の代わりに頼むぞ」

車掌「………ん?」


車掌が違和感を感じたのか、夢物語号の方へ目を向けた。いや、気づくのがあまりにも遅かったと言うべきだろう。
なんと先ほどまであった夢物語号が………いつの間にか車掌と運転手の視界から消えていたのだ。


車掌「え?あれ?え゛ぇ!?」

運転手「どうかし………な!?夢物語号が消えてる!?」

車掌「ちゃんと停めたよね!?」

運転手「お、おう!ちゃんとブレーキかけたぞ!お前さんも見ただろ!?」

車掌「見てた見てた!でも一体いつ………!?」










車掌と運転手が慌てる一方、駅の外ではとある男が駅を憎らしげな表情と目つきで睨んでいた。


???「………くだらねぇ夢の列車と共にくたばりやがれ………人間と人外のクソッタレ共が………」
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