幕間1:校長の依頼
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一海「わかんない。僕だって身に覚えがないし…たぶんお詫びの印として何かくれるんじゃないかな」
紺子「知らね。とにかく開けようぜ」
玄関に明かりを灯し、扉の前に立つ紺子と一海。扉を開けると、そこにはアルケーが微笑みながら立っていた。
アルケー「うふふ、こんばんは♪紺子さんに一海さん♪」
紺子「こ、こんばんは……もう夜なのにどうしたんですか?」
アルケー「ちょっとわけあってお邪魔しますわ。上がりますよ」
アルケーは紺子と一海の次の言葉を待たずにハイヒールを脱ぐと、そのまま玄関に上がる。
この行動に紺子は若干パニックになってしまった。
紺子「上がるって、ストップストップ!常識的に考えてくださいよ!?先生が女子中学生2人の家に泊まりに来るなんておかしくないですか!?」
一海「誰も泊まるなんて言ってないよ?出雲姐ちゃん、早とちりしすぎ」
紺子「早とちりも何も、おかしいと思わねぇか!?こんな夜中に客が来るなんて…!」
アルケー「一海さんの言う通りですよ。泊まりに来たのが目的じゃありませんし、お話はゆっくり居間でしましょう」
紺子「何なんだよ…こんな時間に校長が来て用事があるとかわけわかんねぇ………!」
紺子は混乱した状態でアルケーを居間へ案内したのだった。
紺子「………それで、用事って?」
湯飲みを差し出されたアルケーはそれを手にして茶を口にすると、こう呟いた。
アルケー「……………てほしいんです」ボソッ
紺子「え?」
思ったより声が小さく、紺子は首をかしげる。
首をかしげた紺子にアルケーは紺子と一海に聞こえるようにはっきりした声でこう言った。
アルケー「私がこんなこと頼むなんてとても恥ずかしいんですが……………私のおへそを掃除してほしいんです………………」
紺子「はぁ!?校長のおへそ掃除!?」
アルケー「あのレクリエーション、私も鬼として全力で皆さんを追いかけましたし………竜奈さん、司君、そして稚童君に私のおへその匂いを嗅がせました。そこで紺子さんと一海さんに私の臭いおへそを掃除できるかの勇気があるかどうか試そうと思いまして」
一海「………僕も校長にオナラで吹き飛ばされましたけど、あれはホントに臭いったらありゃしませんでした。オナラはどうしようもないですが、おへその掃除は《《僕たち》》が何とかしましょう」
紺子「僕たちって………え゛!?まさか私もやんの!?」
一海「ん?そうだよ?ちなみに拒否権はないからね」
しばらくして、アルケーは紺子の部屋のベッドで両手足を縛られ、拘束された。
一海「準備終わりました」
紺子
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