金的タックルラリアット
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の大きさを知らないのは清花ただ1人。口を揃えて言った紺子たちに紛れて綾野も口を出していた。
龍華「おーい!!綾野先輩まで知ってんのかよ!!先輩にまで言われるとスッゲェ恥ずかしいんだけど!!//////////」
綾野「龍華、私は未来の最新型ロボットですよ?生徒と先生方のデータは全て取得済み。女子の胸の大きさだって自然に計算してしまうほどです」
龍華「自然って、あんたなぁ……//////」
赤面しながらうつむいていると、どこからか男の抵抗するような声が聞こえてきた。
男「離せ!おいガキ、こんなことしてただで済むと思ってんのか!?」
縛られた男は辰蛇に引きずられながら必死に抵抗し、紺子たちの前に倒れた。
辰蛇「というわけで早速連れてきたよー。その前にひとつ言っていい?」
紺子「?」
辰蛇「この人間……私たちにミンチにされる未来が見えるわ♪」
清花「え?学園長?」
目の前にいるのは辰蛇だが、まるで別人のように雰囲気が全く違った。
かつて見たことも聞いたこともない辰蛇の容赦ない殺意とドスの効いた声。それは先ほど連れてきた男の正体を知っているかのような雰囲気だった。
こんな悪そうな笑みを浮かべた学園長は見たことがない。紺子たちは少し鳥肌が立ってしまった。
龍華「が、学園長?もしかして怒ってんのか?」
辰蛇「別に怒ってなんかいませんわ。この人間はジャーナリスト、『深海光弘』。でもね、この人つかんだ瞬間とんでもない本性が見えちゃったの。人間の全ての“負”を強調してるかのような外道マンで、特技は名誉毀損として他人のゴシップとスキャンダルを流すこと。そしてスクープを手に入れるためなら手段を選ばない。誰も裁くことがないなら私たちの手で始末した方がいいかなって」
深海「はぁ!?白昼堂々殺人予告!?な、何だよこいつ!バケモンか!?」
辰蛇「化け物で結構。この子たちは私の学園の生徒。そして私はこの子たちが通う学園の学園長ですからね♪」
顔を近づけながら目に光のない笑顔で言った。
深海「ひ、ヒィィ!?」
その笑顔には殺意がこもっているようにも見え、深海は腰を抜かしそうになる。
一方で深海の本性を聞いた紺子、一海、龍華にも深海に対する殺意がこみ上げていた。
紺子「学園長、今日ばかりは賛成します。こいつを裁くのは警察でも法律でもない………私たちが徹底的に処分しなきゃならねぇ………」
一海「僕も賛成です。エグすぎて停学処分になるのを覚悟の上でやらせていただきます」
龍華「こいつの性根は腐りきってる。誰かがやらねば被害者が増えてくだけ…………紺子、カズミン、遠慮はいらねぇ。|殺す気で行くぞ《死刑
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