鬼灯冷火は動かない:怪奇の家
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だったと言われていました。今回は幸いピエロだけで済みましたが、燐斗さんが見たピエロはあくまで弱い死神。あれ以上の相手なら私も冷火さんも燐斗さんもスタッフの皆さんも全員殺されていたでしょう………間一髪でしたね」
僧侶の話が終わると、冷火は何か変わったことがないかどうか調べるため、お祓いを終えた家へ入ってみた。
燐斗「気をつけてね、冷火…」
冷火(お母さん心配しすぎなんだよ……逆にこっちが心配するわ)
ところが冷火、家の中へ入った瞬間驚きの光景を目にし、凍りついてしまった。
冷火「え……そんな…………嘘だろ?そんなことって………《《何で誰もいねぇんだよ》》…………」
真っ暗闇の中、家の中には何もなく、ただ無惨に散らばった瓦礫だけがあった。いくら探索しても瓦礫しかなく、そればかりか家主の姿もどこにもなかった。
冷火「………ということは祭壇も!」
すぐに祭壇が置かれていた2階へ駆け上がる冷火。だが2階も和室だった部屋も何もなく、祭壇どころかガランとしていた。
冷火「そんな………あり得ない………」
一体あの家主は何者だったのか?この家で昔何があったのか?そしてなぜ冷火たちを襲ったのか?
そんな多くの謎が残ったが、冷火は心の中で面白いと思い、いいネタになるかもしれないと確信した後、燐斗やスタッフたちと僧侶と共に帰っていった。
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