THE END OF DANGEROUS FLIGHT GAME
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一海「え、ちょっと!それパイじゃないよね!?どこからどう見てもケーキだよね!?ねえ、ちょっと聞いてる!?」
ケーキを持ったパイ投げは一海の抗議も聞かず、そのまま近づく。
一海「ねえ、話…あーっ!!」
ベチャッ
なす術もなく顔面にケーキをぶつけられた。
龍華「カズミン!くそっ…こいつは俺に何食わせるんだ!?」
あまみ(四男)が取り出したのはラスグッラと書かれた缶だった。
一海「それはラスグッラ!テレビで見たことあるけど、あれはインドのお菓子!世界一甘いらしいよ!」
龍華「俺もテレビで見たことあるぞ、それ!そのテレビで見たお菓子をそのまま食わされるのかよ俺!本気でケーキぶつけられたお前と代わりたい気分だよ、チクショーめ!」
今の一海はケーキをぶつけられただけ幸運だった。両手足に縛られたロープを引きちぎろうと抵抗を試みるが、いくらもがいてもロープはびくともしない。
龍華「こんな時に紺子はどこ行っちゃったんだよ…!」
あまみ(四男)は缶のふたを開け、ラスグッラをスプーンに乗せると、抵抗できない龍華の口へ運び始める。
当然龍華は首を横に振って拒否するが、関係なし。口を無理矢理こじ開けられ、そのままラスグッラを入れられた。
龍華「うあっ!!何だこれ!!まるで全種類の砂糖を一気に食った感じじゃねぇか!!」
【缶が空っぽになるまで食べてもらいます】
龍華「もういい、もういい、もういい!!1個食っただけでスゲェ胸焼けしてきたから………!!」
問答無用だった。次々とラスグッラを口に入れられ、胃袋の中にあるスタミナ丼も吐きそうになるほどの甘さに涙を浮かべた。
時は刻一刻と過ぎ、終了まで約3分前となった。
ちなみにジムカーナに捕まった生徒は数少なかったが、実はその犠牲となったのは生徒だけではなかった。
宇佐間「ウギャアアアアアァァアアァアァアアアァァァアアアアアアァァアアァァァ!!!!!ユウジ君、止めて止めて止めて止めてェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェ!!!!!」
大狼「はわわわわぁ〜っ!!ユウジ先生!もっとスピード出せますか!?」
宇佐間「リンちゃああああぁぁぁぁぁぁん!!!!?ちょっと、ちょっとユウジ君!!!!!それ以上スピード出したらさすがの俺も死ぬゥゥゥゥウウウゥゥゥウゥゥウウウウウウゥゥゥゥゥウゥウウウゥゥウ!!!!!」
みのり「わ、我が生涯に………一片の悔いなし………」チーン
生徒たちが逃げている一方、街中にて。なぜか宇佐間、大狼、みのりの3人の教師がユウジ11の車に乗せられ、ジムカーナの刑に処されていた。
乗せられたのは終
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