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異生神妖魔学園
THE END OF DANGEROUS FLIGHT GAME
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一緒に見ようよ。それに僕には血がついている。狼男にもなってるし、他の鬼もきっと腰抜かすかもしれないね」


話しているうちに30秒経ち、ダークマターと麻婆豆腐は復活。牙狼の言う通り、2人の鬼は復活するなり狼男の姿の牙狼に腰を抜かして尻餅をついた。
ついでにいたずらとして牙をむき出しながら唸り声をあげると、ダークマターと麻婆豆腐はさらに怖がり、もはや立つことすら不可能になってしまった。それをよそに牙狼と紺子はその鬼の前から去った。










校内放送『デンジャラス・逃走中、開始1時間10分経過。鬼、増量します』


黒いステージからまた新たに『カミナリオヤジ』、『マッサージ』、『三角木馬』、『ロシアンたこ焼き』の4人が現れた。
運悪くグラウンドにいたのが一海。鬼たちは一海を見るなりすぐに彼女に狙いをつけた。


一海「ホントにもう逃げ場がないんだけど!!グラウンドには学園長の墓もあるし何がどうなってんの!?」


校内へ逃げ込む一海。続けて校内へ入る鬼たち。ところが、マッサージとロシアンたこ焼きだけ進路を変えると、別の方向へ走り出した。
マッサージの方は別の場所で待ち伏せしようと企み、ロシアンたこ焼きの方はどうやら別の獲物を見つけたようだ。近くに遠呂智がいた。


遠呂智「カズミンでいいじゃねーか!!何でお前だけ違う奴狙うんだコノヤロー!!」


逃げている先にもう1人の鬼がいた。その鬼には肘打ちと書かれている。挟み撃ちに遭ってしまった。










屋上へ逃げ込んだ一海だが、顔面とパンツにダークマター料理と激辛麻婆豆腐をぶつけられて気絶した龍華を横に、とうとう追い詰められた。
龍華を起こす時間を稼ぐため近づいてくる鬼たちを蹴って遠ざけるが、その程度のダメージでは鬼は死なない。ただ蹴り飛ばされて壁に叩きつけられるだけなのでしつこく迫る。


一海「龍華…起きてよ……!寝てる場合じゃないでしょ……!鬼が来てるんだよ………!?ねえ龍華…!龍華…………!!」


すっかり疲弊した一海。倒れた龍華を起こそうと揺すったり叩いたりしたが、何をしても目を覚ますことはなく、鬼もどんどん近づいてくる。
やがて一海は覚悟を決めた。こうなれば最後の手段。それでもダメなら諦めるしかない。


一海「………………開け、『異世界の門』よ!!」


昨夜辰蛇の前に現れた時同様、カミナリオヤジと三角木馬の前に謎の空間が現れた。
そこから生えてきたのは足。サッカーボールのように鬼たちの股間を思い切り蹴り飛ばした。だがそれだけではない。足が鬼の股間をとらえた瞬間、宙に投げ出されたのである。
悶絶する中、カミナリオヤジと三角木馬は『もう何がどうなってるんだ!?俺た
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