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異生神妖魔学園
やっぱり長時間逃走は肉体的にきつい
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に追いかけられている冷火に紺子と牙狼は唖然。明らかに予想はついているが、共にこう口に出す。


紺・牙「「学園長、絶対終わったな」」










校舎から出てグラウンドに出た冷火だったが、辰蛇はまだ追いかけてくる。だが辰蛇は紺子と牙狼が予測していた天罰が下るとは全く考えてもいなかった。


冷火「あっ!」


グラウンドの真ん中に差し掛かった瞬間つまずいてしまった冷火。もう逃がさないといういやらしい目つきで冷火の胸を触ろうと構え、ジリジリ近づく辰蛇。


辰蛇「もう逃がさないわよ〜ん?でも大丈夫、一瞬触るだけですぐ終わるからね〜?」


ところが、これから自分に天罰が下ることに辰蛇は気づいていなかった。
背後から家庭科の教師にして冷火の母親、燐斗がものすごい形相で迫ってきていたことを。


燐斗「キイイイイイイサマアアアアアアアア!!!!」

辰蛇「ヒデブッ!!?」

冷火「!?」


娘思いの燐斗による怒りの飛び膝蹴りが辰蛇の顔に直撃!


燐斗「執拗にうちの娘追いかけて挙げ句には胸触ろうとか何考えdjdjmjapaegdrg3rjpagdi4mg3mg6mkjvdg12!!!!」


怒りのあまり呂律が回らない燐斗。何しろ辰蛇があの親バカの娘に手を出そうとしていたのだ。
それもそのはず、誰であろうと禁じられていることをするなど燐斗にとって言語道断。ここまで怒り狂ってもおかしくないだろう。


冷火「お、お母さ―――――」

燐斗「あらあら冷火、怖かったでしょ?こんなにかわいいあなたを傷つけるわけにはいかないからね?ここはお母さんに任せて?」


怯える冷火に燐斗は娘をなでながら笑顔で言い、再び辰蛇の方を向くと鬼のような形相になる。


燐斗「ド変態野郎、娘に手ェ出したらどうなるかァ、体で教えたるわァ!!!!覚悟決めろやゴルァァァァァァァァァァァァ!!!!」


何と説明すればいいのだろうか、言葉では表せないほどの暴力が辰蛇を襲う。
背後から冷火が見ているが、辰蛇から血が飛び散っているのがよくわかる。いつも過度な愛情を注がれているのはまだいいが、私を助けたいがためにそこまでするか?今日の母親は本当に別人にしか見えない。その別人のような母親を冷火は見ながらよけい青ざめ、そして怯えていた。


燐斗「ぐだばべぇええぇぇぇええええぇえぇぇえええええぇぇぇぇえええ!!!!!!」

辰蛇「ビョアァァァァァアァアアァアアァアアアアアァァァアアァ!!!!」


地面には血が広がっていき、返り血を浴びる燐斗の着物は真っ赤に染まっていく。


燐斗「この変態クソゲス最低エロスケベババア野郎がァァァアアァアアァァァアァァアアアアァ
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