第107話『次に向けて』
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むのが丸い。
「という訳で、俺はW三浦を推薦する」
「まぁ、仕方ないわね」
「えぇ!? 何でですか……?」
「身長という点でもタッグバトルという点でも、お前ら2人が組むのがベストだろ。見せてみろよ恋人パワー」
「恋人パワーって……」
終夜が言ったのは決して出鱈目ではなく、筋が通った正論だ。とはいえ、終夜と緋翼を差し置いて出場するのは気が引けてしまう。
あと、間違ってはないけど、他人に恋人と言われるとやっぱり恥ずかしい。
「えっと……結月はそれでいい?」
「ハルトと一緒なら怖いものはないよ」
「う、調子いいんだから……」
どうやら結月はやる気満々のようで、これには腹を括るしかないようだった。
正直ビビってるし、負けた時のことが頭を過ぎるが、終夜たちに言われた以上、無様な敗北だけは許されない。
晴登は気を引き締めるように、両頬を叩く。
「決まりだな。任せたぞ」
「「はい!」」
晴登と結月は揃って元気な返事をした。
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