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異生神妖魔学園
探求心は止まらない
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なぁ………」

ユウジ11「もし全員来てくれたらホントに嬉しいんだが」










地理の授業が行われている一方、校長室にて。


貴利矢「いやー、悪いなぁ。ここって人間が入っちゃいけないトコだろ?陰陽師の俺にこの学園に入れる許可を出してくれるなんて感謝しますよ」


空から落ちてきた何かが気になって異生神妖魔学園に来た貴利矢は校長室でアルケーと対談していた。


アルケー「今のところあなたのような陰陽師は信用してもいいと思いまして。ですが、何か不自然なことをすれば………わかりますね?」


アルケーは笑顔で言うが、貴利矢にはわかっていた。自分が不審なことをすれば命はないと。


貴利矢「それは心得ている。さすがに学校を襲撃するほど自分、イカれてないんで。まあ最も俺の家を燃やした陰陽師はいるけどな。ホントに弁償しろや。あれ建てるのに時間かかったんだぞ………!?」

アルケー「陰陽師なのに他の陰陽師に家を燃やされたんですか?」

貴利矢「ああ。どうも他の外道なことをする陰陽師の怒りを買っちゃってさ、絶賛狙われ中なんだよね。今は遠呂智のEVOLUTION SPACEってカフェに居候してるが。あ、ちゃんと働いてはいるからな?俺だって陰陽師だから、悪事を働く妖怪を狩らないとダメだからな………そこだけは誤解がないよう頼むぜ」

アルケー「それはわかっています。それで、ここに来た用事というのは何ですか?」

貴利矢「どうもこの学園のどっかに空から落ちた奴がいるっぽくて、その気配と種族を確認するために来たんですよ」

アルケー「プールに落ちてきた子ですね。それって『浅井冬睡』君のことでしょうか?」

貴利矢「浅井…………?すまないが、もう一度そいつの名前言ってくれねぇか?」

アルケー「浅井冬睡ですが?」


落ちてきた少年の名前が書かれた紙を手渡された貴利矢が読む。


貴利矢「浅井冬睡………?あさい………とうすい………アサイ………トウスイ…………え!?」


名前から連想する貴利矢だったが、しばらくしてぎょっとした表情になった。
そして、こう悟る。『クトゥルフ関係か!?』と。


貴利矢「まさか……アザト―――――」

アルケー「はい、そこまで。貴利矢さん、それ以上言ってはいけません。狂気に飲まれてしまいますよ?」

貴利矢「おいおい、まさかのクトゥルフの生物もこの学校にいんの!?え、この学校大丈夫なんか!?そいつら狂気とかに飲まれてないよな!?」

アルケー「それはないと思いますよ?ところで貴利矢さん、あなたは本当に陰陽師なんですか?」

貴利矢「ひどくない!?龍華にも疑われたし、俺そんなに陰陽師っぽくないの!?」

アルケー「雰
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