鍛えましょうトレーニングジム
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車から降りてきたのは夫であろう、銀髪のショートヘアの青年。しかし、紺子にとってあの青年の顔に見覚えがあった。驚愕の表情が紺子の顔に浮かぶ。
紺子「もしかして……あれ牙狼!?じゃあ、あそこにいんの私!?」
思わず叫んでしまった。そう、紺子の目の前にいたのは未来の自分と牙狼。あの3人の子供も紺子と牙狼の間に生まれた息子と娘だったのだ。
だが未来の紺子と牙狼には聞こえていないのか、誰も反応しない。もちろん子供もだ。未来の紺子と牙狼は抱きしめ合い、今の紺子はあることを察した。
紺子「もしかして……ここって未来なのか?私、牙狼と結婚して3人の子供を産むのか!?」
気づけば紺子は牙狼との結婚生活、子供との触れ合いなどいろいろなことを想像していた。
その途端、目の前がまた真っ白になった。まばゆい閃光に包まれたのだった。
辰美「紺子様!紺子様!」
真島「大丈夫か!?目開けてくれ!」
紺子「ん………」
辰美と真島の声が聞こえる。目を覚ますと、辰美と真島の顔があった。
壁に激突したのだろうか、そばには無残に壊れたランニングマシンがあった。
辰美「紺子様!おケガはありませんか!?」
真島「念のためにケガがないか確認するか!?」
紺子「ケガなんてしてないよ………なあ辰美、真島先生………」
辰・真「「?」」
紺子「………このランニングマシン、暴走したら未来とか行けたりするのかな?」
真島「いや、お前は何を言っているんだ?」
辰美「頭打っておかしくなっちゃったんですか?」
心配していた辰美と真島だったが、紺子の一言によってさらに心配する羽目になった。
その後紺子は体重計に乗ったが、2キロ痩せていた。
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