先生、子供の話はほどほどに!
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授業が進む。
みのり「私は文字以外にもこんなのにも置き換えますけどね。特に幼女とかショタとかぁ……」
冷火(なぜそこから幼女とショタが出てくる!?)
みのりの話は続き、子供のかわいさや素晴らしさの話ばかりでもはや授業から脱線してしまっている。
さらには自分は美人である、結婚したい、そして子供もガンガン産みたいとも言い出し、完全に授業を放棄していた。
紺子「せ、先生…授業に関係ない話はもうこのくらいに……」
龍華「変な話続けてもう30分くらい経つぞ?みんな目ェ死んでるじゃねぇか」
みのり「別に構いませんわ。特に幼女!素晴らしいではありませんか!」
紺子「私たちから見れば変態にしか見えねぇよ!私は紺子ちゃんって呼ばれるからいいけど冷火とかには冷火たんって……!」
冷火「こ、紺子さんまで!/////(だあぁぁぁ!!よけいなこと言いやがってあいつ!!恥ずかしいったらありゃしねぇよ!!)」
一刻も早く終わってほしい、そして逃げたい気分でいっぱいの冷火。そんな彼女を見たみのりは彼女の顔を見るなりにやけてしまった。
司「お、おい冷火……」
冷火「?」
司「先生の目線がお前に刺さってるんだが………」
冷火「え?」
冷火がみのりに目を向けようとするが、教卓のそばにみのりはいない。
もしやと呟き、恐る恐る横を向いてみた。
冷火「ひゃあ!!」
予想通り、みのりがいつの間にか隣にいた。
冷火「せ、先生…!(驚かしてんじゃねぇよ!私ちょっかいかけられるの嫌だってのに!泣きそうになるわ!)」
みのり「あ〜、その反応超かわいい?もっと見せてちょうだい?」
この時、生徒たちはすでに気づいていたが、みのりだけは気づいていなかった。
みのりの背後にただならぬ殺意を持った女性が立っていることを。冷火を助けようとみのりを殺意のこもった目で睨んでいることを。
???「娘に手ェ出そうとしてるのはどこのどいつだァ……………?」ゴゴゴゴゴ
みのり「!!?」ゾクッ
ドスの効いた声にみのりもようやく背後の女性に気づき、恐る恐る振り向いてみる。
そこに立っていたのは長い黒髪と黒い瞳がを持つ美女。大和撫子とはこのことか、着物を着ているのでさらに美しく見える。
みのり「り、燐斗……先生………!?」
冷火「お母さん…!?」
みのり同様この学園に勤める教師で、冷火の母親でもある。彼女の名は『鬼灯燐斗』。家庭科担当の教師だった。
燐斗「よくまあうちの娘にちょっかいかけてくれましたねぇ………?生きて帰れると思ってんのか?あ゛ぁっ!?」
みのり「ヒィィッ!?ち、違います……!
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