マジで気になって集中できません!
[1/4]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
トリノ「授業開始前からいきなりどうしたァァァァァァ!!?」
教室に戻り、まもなく国語が始まろうとしていたが、入ってきたトリノが虹色の紺子もといレインボー紺子を見て絶叫していた。
紺子「理科の授業で変身しました。レインボー紺子です」
司「龍哉が宇佐間先生の股間蹴った時ぐらい驚いたわ!紺子はもはや妖狐じゃねぇよ!」
紺子「さっきトイレ行ったけどパンツも虹色だったわ」
乱「パンツも虹色!?いや、今日のこんこん別の妖怪みたいでホントに怖いんだけど!」
紺子「失礼な!私は元から妖狐だよ!」
ディーゴ「妖狐がプリズム通れるわけあるかー!!むしろ羨ましかったわ!!」
教室全体がざわめき、全員虹色の紺子に集中する。
それもそのはず、紺子がプリズムを通るなどあり得ず、彼女の体はどうなっているんだと聞きたいぐらいだ。
トリノ「と、とにかく!僕は国語担当なので紺子さんに何があったか全然わかりませんが、授業始めますよっ!教科書開いて!」
全員机の上にある教科書を開くが、司だけ様子がおかしい。
持ってきた教科書を持ち、表紙をまじまじと見ている。
紺子「おい、教科書開けっつってんだろ」
司「その前にいろいろ問題があるんだよな」
紺子「え?」
司「国語の教科書じゃなくて………落語の教科書持ってきちまったぜ」
トリノ「なぜに落語!?」
机に置かれていたのは分厚い教科書。表紙には司の言う通り、確かに舞台で座布団に座る落語家の絵があった。
紺子「いや、おかしいだろ!?何をどうしたら落語の教科書持ってくるんだよ!?」
冷火(それよりその落語の教科書どこで買った!?)
そんな中龍華は相当呆れたのか、ゴミを見るような目でこう言い放った。
龍華「………司。お前バカだろ」
司「はぁ!?俺様がバカだぁ!?おいエビフライ尻尾女、俺様のどこがバカってんだ!?」
龍華「短歌やるって先生言ってただろうが!ってか、エビフライのどこが悪いんだ!!」
司「悪くねぇけどテメェ、頭と尻尾にタルタルソースぶっかけんぞゴリラ女!!」
龍華「ゴリラ女って言うなよ!!せめて筋肉バカにしろよ!!」
冷火(いや筋肉バカでいいんかい!?)
トリノ「2人共喧嘩しない!!司さん、後で職員室に来なさい」
司に目を向けたトリノの顔は微笑んでいたが、全員不思議と恐怖を感じてしまった。
司「はぁ!?ふざけんな!なぜ俺様が!」
トリノ「い・い・で・す・ね?」
司「ヒェ!?は、はいぃ…!」
トリノ「あと龍華さん、せめてバカは否定して?」
龍華「エビフライとかゴリラ女とかよりはマシだよ!」
紺子(ゴリラって言
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ