マジで気になって集中できません!
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った人ここにもいるんですけど!?脳筋ゴリラって言いましたけど!?)
ようやく授業が始まり、司以外全員教科書の短歌のページを開く。
ディーゴ「万葉集?ヤベェ、いくら歴史得意でも昔の文章の意味全然わかんねぇかも…」
トリノ「少しずつ訳せば簡単だよ。でも笑いをとろうとして変な訳し方をするのはやめてね」
ライエル「そういえば紺子ちゃん平安生まれだったっけ。紺子ちゃんなら普通にスラスラ訳せちゃうかもね」
ディーゴ「そんならいいんじゃがのう……あえて言うけど俺、漢文も無理かもしれん」
ライエル「紺子ちゃんに教えてもらったら?」
ディーゴ「おう」
ディーゴとライエルが話している中、落語の教科書を持ってきた司は。
司「俺様いっつも不憫すぎない?先生から暴力受けたり、職員室に呼び出されたり…………」
盾子「全部あなたが悪いんじゃないの?」
司「ふざけんな」
明らかに文句ありげな雰囲気を漂わせている。
一生「あっ、教科書忘れた」
盾子「私の貸してあげる」
一生「悪いね」
ようやく授業が始まり、万葉集の短歌の意味を答えたり朗読したりする。落語の教科書を持ってきた司は国語の教科書を貸してほしいと頼むことはなく、むしろ全く手つかずだった。
獄宴はわからない部分は炎宴と死宴が教えてくれるが、天才な冷火は当てられるとスッと答えてしまう。それでも全員気になることはある。ひとつは龍哉がいないこと、もうひとつはプリズムを通って虹色になった紺子だった。
文武両道の龍哉がいないのはまだいいとして、まさか紺子がプリズムを通るなんて。
だが今はそれを気にしている場合ではない。いや、それでも気になってしまう者は数人いた。
ディーゴ(俺も早くレインボーディーゴになりてぇ……)
司(紺子も気になるが、俺様もどんなお仕置きされるのかマジで冷や汗が止まらん…)
高見「紺子、ホントは妖狐じゃないんじゃないの?」ヒソヒソ
許人「油揚げ出せば妖狐かどうかわかるんじゃないかな」ヒソヒソ
冷火(それであいつの種族がわかるのか!?ここに油揚げ好まない妖狐いるんですけど!!)
ライエル(僕油揚げあんまり好きじゃないんだよね。チョコミントアイスならいくらでも食べれるけど…)
一方でトリノが紺子に目を向けたが、見るなりいきなり驚いて目を丸くした。
トリノ「あ…あれ!?紺子さん!?急にどうしたの!?」
紺子「………………」
獄宴「嘘でしょ、ちょっと……」
炎宴「あの子…よく見たら…」
死宴「泣いてる?」
紺子「っ…………ぅっく…………」ポロポロ
短歌を見る紺子はなぜかしゃくりあ
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