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異生神妖魔学園
まともな美術?
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ら一体何がァァァァァァ!!?」

ラインハルト「落ち着いてください、剛力殿。きっと生徒のいたずらに違いない」

ユウジ11「話す暇あるなら逃げようぜ。トリノ、お前代わりに頼むわ」

トリノ「だからって僕を巻き添えにしようとするなァァァァァ!!ギャアアアアなんちゃって着物に火がーーーー!!」

大狼「はわわわわぁ!!烏丸先生も燃えてるぅ!!」

ヴォイエヴォーテ「ユウジ殿!!そなたは何をしているのかわかっているのか!!」

南原「そんなことより早く逃げるですよー!!私たちまで燃えちゃうですよー!!」


放送室で彼らの声を聞いていた牙狼と綾野だったが。


牙狼「……もうこれ絶対学園壊滅するんじゃないかな」

綾野「大丈夫でしょう。よほどのことがない限り」

牙狼「いや、君が学園長燃やしたこと自体がよほどのことだからね!?」










ところ変わって、ここは美術室。紺子たちがいる。
チャイムが授業開始の合図を知らせ、美術室にその担当の教師が入ってくる。


???「フッハハハハハハ!久しぶりだな、2年の諸君!」


彼の名は『コーティア・フェルクディース』。ソロモン72柱の悪魔『ダンタリオン』、序列71番の大公爵を名乗る悪魔。
筋肉質な上半身だが、服は着ずズボンのみ。額には角が1本生え、手には書物の代わりに美術の教科書を持っている。


紺子(コーティア先生今日も明るいなぁ…)

ライエル「先生、何で先生っていつもそんなに明るいんですか?ていうかダンタリオンって封印されてたんじゃ…」

コーティア「ソロモンの奴に使役されていたが、このように今は自由なのだ!ならば我がこの学園にいる者を傷つけられ、怒り狂うのも自由よなぁ?」

ディーゴ「うちの担任と同じなんですね」

コーティア「それに人生は楽しまなければ損!我もようやく自由になり、最近は趣味のゴルフとビリヤードに走っているのさ!学園長もいじって当然だ!」

一生「やめてくださいよ!?ていうかさっきまで学園長の悲鳴聞こえてたんですけど!」

コーティア「………自己紹介が遅れてたな。我はコーティア・フェルクディース!種族は悪魔、ソロモン72柱の大公爵、ダンタリオン!美術を受け持つ教師なり!」


そう言って右手に持っている教科書のページを閉じる。


コーティア「我の知識量は豊富。だがこの学園に美術を教えられる者がいない。そこで美術以外いろいろ教えられる我がこの担当に選ばれたのだ。休み時間の間は美術以外のことも聞いてもよい。何でも教えてやろう」

ディーゴ「うおおお!!先生マジですか!?じゃあ教科以外のことも…!」

コーティア「お前たちの趣味でも構わん。自分のことに集中する
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