遠呂智と龍華のカフェにようこそ
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別の客が入ってきた。
???「入るぞ」
???「遠呂智君、いる〜?」
入ってきたのは教師のヴォイエヴォーテとトリノだった。
遠呂智「おう、いらっしゃい。先生」
紺子「ヴォイエヴォーテ先生!?しかもトリノ先生まで!」
ヴォイエヴォーテ「我々が来てはまずいのか?出雲」
紺子「そういうことじゃないんだけど……先生もここに来るんだって思って………」
トリノ「遠呂智君のコーヒーと龍華さんの料理はとても美味しいって先生たちの中でも噂になってるんだよ。ヴォイエヴォーテ先生に誘われてここに来たんだよね」
ヴォイエヴォーテ「うむ。では草薙、早速だがコーヒーをひとつくれないか?」
トリノ「僕は龍華さんの紅茶で」
遠呂智「へーい、かしこまり。龍華、紅茶はお前の役目だから頼むぜ」
龍華「おう」
紺子「じゃあ私もコーヒーとナポリタン頼むわ」
遠呂智「任せな。龍華と一緒にとびっきり美味いのを作ってやるよ」
紺子(カズミンのも頼めばよかったかな…)
紺子は少し後悔した。すると。
一海「ちょっと出雲姐ちゃん!!ちゃんと僕のも頼んでよ!!」
紺子「ウェ!?カズミン!?」
龍華「生きてたんかい!!」
一海「勝手に殺さないでよ!!まだ生きてるから!!」
トリノ「いや、僕たちがここに来る前何があった!?」
遠呂智「カズミンが龍華のメイド姿見て気絶しちまってな」
トリノ「気絶!?」
ヴォイエヴォーテ「雨野はここのカフェでメイドをやっているが、全然慣れないとのことだ。藤井はその恥ずかしがっている姿を見てあまりのかわいさに倒れたのだろう」
遠呂智「正解」
トリノ「一海さァァァァァァん!!?」
ようやくコーヒーと紅茶が完成し、紺子たちの前に置かれる。その中には一海の分であるコーヒー以外にもいなり寿司もちゃんとあった。
紺子「全然起きなかったらどうしようと思ってたけど、これで安心だ」
紺子の前にはコーヒー以外にもナポリタンもしっかりあった。
一海「だから勝手に殺すなって」
トリノ「一海さん……」
ヴォイエヴォーテ「烏丸殿、そなたもあまり気にするではない。しばらくの間ここでくつろごうではないか」
トリノ「ええっ!?ですがヴォイエヴォーテ先生…」
ヴォイエヴォーテ「今日は休日だろう?私にもたまにはゆっくりしたいという気持ちがある。この時期働き盛りの我々にはちょうどよいからな。ほどよく休みをとれば、翌日の仕事が大変はかどるのだ。烏丸殿は考えたことはないのか?」
トリノ「ヴォイエヴォーテ先生…ぼ、僕は………」
言葉を続け
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