暁 〜小説投稿サイト〜
異生神妖魔学園
ファーストフード恋愛疑惑!?
[5/6]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
だきまーす」」」

紺子「あ〜、やっぱここのハンバーガー美味いわ〜?」

一海「メニューも豊富だからいろいろ楽しめるよね」

牙狼「ビーフステーキもいいけどハンバーガーも悪くないや」

紺子「ビーフステーキ?ああ、お前のお気に入りのレストランにある好物か」

牙狼「今度君たちにもおごるよ。いつになるかわからないけど」

一海「いいよいいよ。そのレストランに行ったらまた君に会えるかもしれないし」

紺子「滅多にないと思うぜ?私たち家で食べる派だし」

一海「でも会えたら嬉しいじゃん」

牙狼「はいはい、その話はおしまい。早く食べないとポテトも冷めるし、シェイクも溶けて変な味になっちゃうよ」

一海「うん(ポテトって何で冷めたらパサパサになるんだろ?)」

紺子「………ん?」


ポテトを口に入れようとした紺子だが、ある人影に目を向ける。


牙狼「どうしたの?」

紺子「なんか……あれ?あの2人、どっかで見たことあるんだけど……」


後ろ姿だが、紺子には見覚えがある。
座っていたのはブカブカの白衣を着た少年、灰色の犬耳と尻尾が生えた女性だった。


紺子「嘘だろ…あれ野人先生と大狼先生じゃねぇか……」

牙狼「え…先生までいるの?」


観察を続けていると、座っていたのはやはり野人と大狼だった。
野人はポテトを手にし、それを掲げる。大狼はポテトを見上げながら口を開ける。


牙狼(嘘だろ!?やっぱり野人先生と大狼先生だった!!何でいるの!?え、ホントに何で!?)

一海(まるでペットにおやつあげる飼い主みたいだな……)

大狼「ワンッ!」パクッ

野人「あーダメだ!僕身長低すぎるからすぐ食べられちゃう!もっと身長高ければなぁ…」

大狼「もっとくださいよ〜。ね〜え、野人せんせ〜」


甘えるような目をし、野人は再びポテトに手を出す。


野人「仕方ないですね……はい、あーん…と見せかけてっ!」

大狼「きゃうんっ!」


野人がポテトを動かしながら口に入れ、期待していた大狼は転ぶ。


野人「『きゃうんっ!』って……ククッ……い、犬みたいな声出してっ……プフッ…か、かわいい………」

大狼「笑わないでくださいよぉ…痛いじゃないですかぁ…」

野人「す、すいませんっ…プククッ……」


笑いをこらえる野人だったが、これを見ていた紺子は。


紺子「こ、これはまさか……もしかすると……もしかするとぉ………!?」

一海「どうしたの出雲姐ちゃん?」

紺子「れ………れ………れっ………」

牙狼「れ?」






紺子「恋愛ィ!!?」


たまらず大声を出してしまった。周りの客
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ