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異生神妖魔学園
音楽も先生もバカにするのは控えるべし
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うがないぜ………」

無亞「俺が使うティンダロスの猟犬は誰も殺さねぇんだよ」

来転「誰も………殺さない………だと………?」

無亞「ああ」

来転「うそーん………」


自分でも意識が遠退いていくのがよくわかった。
一方、説明を終えた一海だが、藤一みたくジャーマンスープレックスをかけられる覚悟はしていた。





南原「素晴らしいッ!!」

一海「!?」

南原「正直に全部話してくれて先生嬉しいですよ!」


自分もジャーマンスープレックスにかけられる覚悟はあったのに。南原はまたしても上機嫌になった。


南原「またひとつクトゥルフの神を知るのはとても勉強になるですよ!私以外にもそういった先生や生徒はたくさんいるから暇な時聞いてみた方がいいですよ!」

一海「え…じゃあ無亞の種族って……」

無亞「旧神だよ。俺もクトゥルフの神さ」


一方、稚童は南原を見ていた。気になることがあるようだ。


稚童「………」

埋「どうしたんですか?先生の方じっと見て…」

稚童「いや…白髪混じってるから年ごまかしてるのかなって」


その瞬間、南原の鋭い視線が稚童に刺さった。


南原「…………のですよ」

稚童「え……え……?」

南原「私はまだ…………若いのですよッ!!」

稚童「うぎゃああああああああ!!」


南原の投げつけた指揮棒が稚童の額に刺さった。
無論稚童は悲鳴をあげ、額から出血する。


南原「白髪が混じってるからって私の年齢を気にするとか言語道断!!音楽をバカにする子も年齢聞く子も絶対許さんですよ!!」

稚童「ぞ……ぞれはぁ……」


ふらつきながらもしゃべろうとするが、彼の話も聞かず後ろからつかむ。


南原「あんたもジャーマンスープレックス食らいやがれですよー!!」

稚童「■■■■■■■■■■■■■■!!!!」










音楽室に声にならない悲鳴が響き渡った。
やがて静かになり、床には逆さに埋められ痙攣している稚童がいるだけだった。


南原「…皆さん、ご迷惑をおかけして申し訳ありませんですよ。音楽一筋なので昔からこういうタイプなのですよ。こういった暴力も当たり前で怖がる人もいるかもしれませんが、それでも頑張って授業を受けたいと言うのなら………私も応援するですよ」

メリー「先生………」

胡(なーんかさっきから2年と3年の先輩の悲鳴がここまで聞こえてくるのは気のせい?)










合唱の授業は続けられ、やがてチャイムが授業終了を知らせる。
号令が終わり、教室に戻る一海たちだが、途中紺子たち2年の先輩たち数人と偶然鉢合わ
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