その頃カズミンと牙狼のクラスでは
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でしょ?冷奴取られた時ぐらい腹立つし」
一海「君の冷奴好きは昔からだもんね」
寺岡「無駄話はもう終わりだ。そろそろ授業やるぞ。来転が元に戻ったら誰か写させてやれ」
入学式同様またうるさくなってしまった。
だが冷めきった寺岡にとって問題を処理するのは『ただめんどくさい』と感じているだけ。説教する気力もなかった。
マシンナイズド・ヒューマン、ユウジ11もめんどくさがりな性格だった。
現在牙狼たち3年の教室で地理の日本の地方や文化を行っているが、テキトーな一面も見せるゆえに、たまに嫌なことがあると………。
ユウジ11「ピッピー、ガガガー。タダイマ電波ガ通ジナイタメ会話プロトコルヲ中断シマス」
このようにわざとエラーが起きたふりをしてごまかそうとする。一部の者は「これは嘘だ」とすでに感づいているが………。
牙狼「先生、この学園スマホ使えますよね。僕の電波バリサンでしたよ」
ユウジ11「…………」
遠呂智「黙っちゃったか。都合悪くなるといっつもこうだもんな(ホントは聞こえないふりしやがって…)」
ロボット少女「でしたら私が」
頭に機械の髪飾りをつけ、機械の尻尾が生えた美少女、『螺子巻綾野』が立ち上がる。
腕が複雑に展開され、それは別のものへ型どっていき、鉄でできたハンマーのようになった。
遠呂智「おいおい、できんのか?」
美弥妃「これで壊れたら私の力でゾンビとして復活!復活!」
綾野「先生、覚悟はいいですか?」
綾野がハンマーを振りかざし、それを一気に振り下ろしたその時だった。
ユウジ11「甘いぜ螺子巻」
そう、それは瞬間的な出来事だった。
ハンマーが振り下ろされる寸前、ユウジ11が目にも留まらぬ早さでホルスターから拳銃を抜き、綾野のハンマーめがけて発砲したのだ。
綾野「……私の攻撃を防いだのは先生が初めてでしょう」
ユウジ11「バカにしやがって。俺は古代文明の時からから全宇宙をまたにかけてきたトレジャーハンターだぞ?こうやって騙し討ちするってのも当たり前のことさ。それに悪い宇宙人にも負けたこともねぇ」
遠呂智「宇宙人!?」
ユウジ11「ん?どこかまずかったか?」
遠呂智(い、言えねぇ!俺のカフェの装飾『宇宙一色だ』なんて言ったらぜってぇ殺しにかかる!カフェのことバレたら人生終わっちまう!)
ユウジ11「あー…めんどくせぇからこれから自習」
ワコ「ホントにテキトーだなぁ……」
龍神族の少女「私はテキトーなことが嫌いだ。私も去年撃たれそうになったからな」
鬼?「おやおや、あなたもですか。ユウジ先生も見た目にして本当は
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