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異生神妖魔学園
人生ゲーム、派手に進むか?地味に進むか?
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ぎ!」

紺子「もしもし?あー、俺だよ俺俺」

ディーゴ「オレオレ詐欺か!!もういいよ!」


ふざける紺子を無視してルーレットを回すディーゴ。出た数は3だ。


ディーゴ「1、2、3…あっ!」


止まった場所は『?』のシールが貼られたマスだった。


紺子「あっ!チャンスだよディーゴ!」

ディーゴ「ホントだ!シークレットじゃねぇか!」

紺子「参った参った。ディーゴの人生派手だな〜!」

ディーゴ「まだわからんぞ?まだわからへんよ?よーし、はがすぞ?」


?シールを恐る恐るはがしてみると、マスには何か書かれていた。


【医者に】


ディーゴ「お!?医者になんの!?やった!」


【医者にかかる(鼻風邪で)】


ディーゴ「え〜!?風邪かよ!!医者になるんじゃねーのかよ!!」

紺子「かわいそうに…」

ディーゴ「医者になれるかと思ったのによ〜…何だよこれ…」

紺子「じゃあ私やっていいか?行くぞー!」


早速ルーレットを回しにかかる紺子だったが、また小さい数だった。
出たのはさっきと同じ1である。


紺子「あ〜!また1……どれどれ?」


【歌手になる】


ディーゴ「歌手!?メチャメチャ派手じゃねぇか!いいなー紺子!」

紺子「なっちゃったよ…」


だが歌手とは言いがたい服装だった。スーツの上にストールを巻き、マイクを持っている。


ディーゴ「おいちょっと待て。歌手か!?これ歌手か!?」

紺子「それではお聞きください。新曲です。『雨の有給休暇』」

ディーゴ「いや、聞きたくねぇよ誰も!タイトルからして暗いし!たぶん耳腐る!」

紺子「じゃあディーゴやって」

ディーゴ「おう……せーの、よっ!」


だがディーゴと紺子の勝負より紺子の服装が気になって仕方ない一同。出た数は6だった。


ディーゴ「1、2、3、4、5、6!」

紺子「またチャンス!スッゲェ激動だなおい!」

ディーゴ「でもまだわかんないぜ?じゃあはがしまーす!」


【3マス戻る】


ディーゴ「ちょっとドキドキするな…」

紺子「ディーゴは派手だな〜」

ディーゴ「1、2、3…あっ!」


【4マス進む】


ディーゴ「4マス進む!1、2、3、4!」


【10マス戻る】


ディーゴ「またじゃねーかよ!さっきからも〜う!!」

紺子「別にいいじゃん。激動の人生だなおい」

ディーゴ「激動の人生じゃねぇよ!!始まってから風邪引いただけだぞまだ!!」

紺子「んじゃ、行くぜー」


そんなディーゴなど無視してルーレットを回す紺子。出たのは3だった。

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