人生ゲーム、派手に進むか?地味に進むか?
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ゴ「じゃあ俺から行くぜ?せーの!」
早速ルーレットを回すディーゴ。
出た数は………4だった。
紺子「おっ、4か!4は結構いい数字なんじゃねぇのか?微妙だけど」
ディーゴ「1、2、3、4…おおっ、これは!」
【6マス進む】
ディーゴ「やった!結構進むじゃねぇか!」
紺子「6マス!ディーゴの人生派手だな〜!最初から飛ばしてるもん!私置いてけぼりだよ!」
ディーゴ「ちょっと稼ぐぞ?飛ばしちゃうぜ。置いてけぼりだぞ?」
紺子「スタートダッシュだもん、派手だよ!まるで音速のハリネズミだな!まさに蒸気機関車のお前にはふさわしい進み方だよ!」
ディーゴ「1、2、3、4、5、6…おっと、これは?」
【10マス戻る】
デデドン!(絶望)
たどってみると、ふりだしだった。
ディーゴ「スタートじゃねーかよ!!」
紺子「かわいそ…」
ディーゴ「全然意味ねぇよ!喜んで損したわ!」
ディーゴは悔しそうにコマを叩きつけるようにふりだしに置くと、紺子がルーレットの前に向かった。
紺子「次私だな。参ります。せーの!」
だが出たのは………1だった。
紺子「あ〜〜、1かよ〜〜!いっつもそうだよ私の人生…歩みが鈍い亀だよ…」
仁美「でもわかんないよ〜?ひょっとしたら勝てるかもしれないし〜」
紺子「ミドリガメだよ…」
ディーゴ「あっはは!緑だしな!面白いなお前!」
紺子「ホンットにもう嫌になっちゃう…」
ブツブツ文句を言いながらコマを進める紺子。止まった場所は………。
【サラリーマンになる】
ディーゴ「おっ!お前サラリーマンになるのか!うらやましい…」
紺子「ホントになっちゃったよ…」
なんと紺子、いつの間にかスーツを着て、カバンを持っているではないか。
ディーゴ「何でなるんだよ実際に!?マスに止まったからって!」
ピピピピピピピピピッ
ピピピピピピピピピッ
紺子「あっ、すいません。ちょっと待ってくれますか?今キャッチ入りましたんで」
ディーゴ「キャッチ入ったって今電話もしてねーだろ!」
紺子「はいもしもし。出雲商事の出雲と申します。あっ!あーはいはい、いつもお世話になっております!」
ディーゴ「うるっせぇな耳元で…早く終わんねーかな…」
紺子「えっと私、出雲商事の…出雲商事の…あの………出雲商事と申します!」
ディーゴ「出雲商事の出雲商事って社長じゃねーかよ!」
紺子「いやー、いつもお世話になっております。あっ、すいません!今キャッチ入りましたんで少々お待ちください!」
ディーゴ「キャッチ入りす
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