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異生神妖魔学園
うるさすぎる世界史
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る方も鳥肌立つよ…」

ヴォイエヴォーテ「あんな奴はほっといて、授業を始める。教科書を開け」


ディーゴはまだコウモリにたかられている。紺子たちが開いたページは人類の起源だった。


ヴォイエヴォーテ「世界史は人類の歴史を世界的な規模とするのも歴史のひとつ。文字がなければ歴史は始まらない。今日は人類の誕生から始めよう」

紺子(私は妖狐だけどここに集まるのはみんな人間じゃないし、これ学ぶにはちょうどいいや)


数分後、真島の痛い治療を受けた龍哉が教室に入ってきた。


龍哉「赤川です!遅れました!」

ヴォイエヴォーテ「鬼塚殿の治療は嫌と言うほど痛かっただろう。もう大丈夫なのか?」

龍哉「はい。野人先生も無事です」

ヴォイエヴォーテ「伊佐殿も無事ならそれでいい。だがディーゴと竜宮寺は災難だがな」

龍哉「ディーゴと司は災難?どういうこと…ですか?」

ヴォイエヴォーテ「あれを見たまえ」


見るとディーゴはコウモリにたかられ、司は恐怖のあまり手を膝に置き、青ざめていた。


龍哉「いやいや、何がどうした!?何でディーゴはコウモリに襲われて司は怖がってんの!?」

ヴォイエヴォーテ「それは………想像に任せてくれ」

龍哉「ちゃんと説明して!?全然わからん!!」

ヴォイエヴォーテ「そんなことより早く席に着きなさい!授業が進まん!」

龍哉「う……」

ディーゴ「俺が悪うございました〜〜!!もう勘弁してくださ〜〜〜〜〜〜〜〜い!!」

龍哉「ほらほらほらほら!!俺が悪かったって言ってますし!俺がここに来るまで何があったか説明してくださいよ!!」

ヴォイエヴォーテ「………単刀直入に言おう。ディーゴは人のことを言えない、竜宮寺は口答えした。それだけだ」

龍哉「それだけでこんななっちゃうんですか!?キッツ!うわキッツ!!」

ヴォイエヴォーテ「授業を続ける。人間は猿から進化したことは皆知っているだろうが、いつ猿に似た何かから進化し始めたのか?霊長類が誕生したのは1億年から7000万年前。霊長類の中では最も原始的なもので、『原猿類』と呼ぶ。いや、むしろヒトよりネズミに近い感じだ」

ディーゴ「もうやめてくれ!!俺から離れてくれー!!」

司「…………………………終わった」

冷火(ホントにうるさくてしょうがねぇ…)

高見「集中できないし内容が全然頭に入らないです」

ヴォイエヴォーテ「今回だけは我慢してくれ。で、4000万年前になると霊長目の亜目として類人亜目が分かれ…」





世界史が始まってからしばらくし、昼になった。
ヴォイエヴォーテは黒板に書いた内容を消し、懐中時計を見たあと、プリントを取り出す。


ヴォ
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